ニシはオールラウンダー(仮)

サイクルフリーダムレーシング/TeamGOCHIに所属するニシの(自転車)日記です

8/18(金) 沖縄11日目 男塾名物殺し愛!


6時半過ぎ起床。

やればできる男ニシ😎

今日はSHIDOの酒井くんに誘われて

沖縄の練習会の中でもかなり名高い

男塾というチーム?の殺し愛練に参加。

ごちと近いものがあって親近感。

今日の目標:殺られる前に殺る🔪

と殺意を漲らせて準備に取りかかるが

体重が60キロという大台に乗っていて

半ば萎えながらの出発。

途中で酒井くんと合流し集合場所へ。

いるわいるわ強そうな人達が( ◜◡◝ )

中でも名前をちょくちょくお聞きしている

中鶴親分という沖縄ローディーのドンに

初めましてと挨拶をしておき

主催者の方にも初参加ですがお願いします

と挨拶回り。

ちなみに主催者は自宅の最寄りの

自転車屋さんの人だった笑

8時前になってそろそろ行くか!

という所で事件発生。

以前やんばる合宿の際に登場した

anchorの新城雄大選手の登場である。

あ、これは僕も殺られる側の人間だ😇

と始まる前に自らの死を悟りながらも出発。

コースは南部のアップダウン区間を走り

一度平坦区間を通過してから

最後に最近自分の中でホットな新里坂

というレイアウト。

人数が少し多かったがしばらく走っていると

自然とパック分けみたいな感じになり

気付いたらこちらのパックは4人に。

残念ながら中鶴親分と雄大選手は別パック😭

そしてあまり脚を削られる感覚がなかったので

坂の手前から頂上まで自分のペースで

全引きしてみたところ後続と距離が空いた。

特にアタックしたわけでもないので

もしかしてこれはやっぱり

殺る側の人間になれるのでは?とワクワク。

いつアタックがあるかわからないが

その前にこっちが削ってしまおう

と消耗戦に持ち込む算段をつけて合流。

次の坂でも先頭に立ってから

シッティングのままゴリゴリ踏んでいくと

やはり後続と距離が空いたので

せっかくだしこのまま逃げてみるか!

と単独逃げの態勢に。

せっかく逃げるからには逃げ切ろうと思い

そのためにまず追走の心を折るべく

目視できなくなるまでは強めに踏んで

見事視界から消え去ることに成功。

問題はここからである。

強めに踏むということはその分どこかしらで

出力の低下という反動が返ってきてしまう。

俗にいう黄金のタレというやつだな🤔

ただそれを坂や平坦で発動してしまうと

せっかくのギャップが無に帰されかねないので

視界からのエスケープをキメた後は

落ちそうになる出力をどうにか

FTPギリギリで保ったまま走り続け

待ちわびていた下り区間へと突入。

どこかでタレなきゃいけないなら

タレていても進んでくれる下り一択である。

下りも踏めた方が差は広がるのだろうが

少なくとも上りはトレインよりも

こちらの方が速いとわかっているため

差を広げやすい上りのために脚は温存した。

実戦的な練習で逃げを打つことで

ここまで色々考えつつ走ることができたので

この逃げはフィジカル面ではもちろんのこと

戦術的な面でもかなり練習になった。

しばらくすると下り区間の途中で

後ろから中鶴親分の追走が見え始めたため

急遽踏み直し平坦区間へ突入。

ただ中鶴親分と2人逃げなら

逃げ切り確率も高い上に新里坂では

格上の人とサシでどんぱちができるという

良いことづくめな気もしたので

とりあえず踏みすぎずに様子を伺うことに。

しかし詰まるかと思われた差は何故か広がり

またも視界からのエスケープをキメてしまう。

中鶴親分はPでも走っているお方だし

追いつかないわけないと思っていたので

何かあったのか、と思い

逃げ続けるか一度止まるか迷いながら走った。

後で話を聞くとヘルメットに

蜂が飛び込んできたらしい(゚ω゚)

良くなかったのはここで

後ろが全力で追ってきてないのに

自分だけ全力で逃げ続けてもなあ…と思い

緩めるわけでも全力で踏むわけでもなく

中途半端な速度域で走り続けてしまった点。

一応40前後をキープしてはいたが

トレインでの追走ならそのくらいは

軽々としてくるはずなので

もし全力で逃げ切るつもりだったなら

途中でタレるとしても45は出しておきたかった

しかし思ったより差があったようで追いつかれず。

最終的に新里坂手前の区間

せっかくの新里坂を1人で上ってもな…

と思い緩めて合流。

この合流組には雄大選手、中鶴親分、酒井くん

というメンツが揃っていたので大歓喜しつつ

恐る恐る新里坂を上り始めると

早くも雄大選手に引きずり回される形に。

一番斜度がきつくなる区間

どうにか食らいついてクリアするものの

やはりジワジワと離されていき千切れる。

ここで後ろから中鶴親分が登場。

再度斜度のキツくなる区間で抜かれたが

それなりに速度差があったものの

ここで千切れるわけにはいくまい、と

後ろについていきスパート。

中鶴親分は終わり手前でタレて無事先着した。

後でログを見ると4分半の平均心拍が190で

maxは199とかなりの数値だった。

190台はふりだむ朝練でも一瞬出るかどうか

という領域の数値であるため正直驚いた。

199に至っては多分歴代2位である笑

思えばここ最近黄金のタレを披露しておらず

きっとツラさに耐えるメンタルがついてきた結果

生理的な限界と精神的な限界とのギャップが

徐々に縮まりつつあるのかもしれない。

それに加えて身体の調子も良ければ、

という条件付きかもしれないが。

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とまあそんな感じで雄大選手以外は殺れた??

中鶴親分はこの練習の前に個人練も

してきていたとのことなのでノーカンかな🤔

ゆくゆくは全員殺れるようにしたい😎


ということで練習は無事終わったが

この時点で9時過ぎ、距離は45キロと

まだまだ走れそうな感じだったので

せっかくここまで来たし、と

補給をしてからおかわり練で再度新里坂へ。

当初は新里坂を数回リピートして

そのまま帰るつもりだったのだが

悲しいことに工事で片道通行が始まっており

途中で止められてしまったので

練習にならないと思いリピートは中止。

この近辺でリピートできる坂といえば

ニライカナイ橋しか思い浮かばず

ニライカナイ橋にシフト。

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快晴。絶景の一言。

こんな景色が良いのに景色も見ずに

黙々とリピートするのは勿体無い、

と思い1本だけTTしてから海沿いを走り

天ぷらで有名な奥武島へ。

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久々に食べたが安定の美味さである。

魚とイカなのでタンパク質も無事補給🙆‍♂️

帰りはもはや踏む気にはならず

ペース走気味に走って帰宅。

強度も高くカロリーも消費できて

有意義な午前中になった。

というか消耗しすぎてフラフラだったので

プロテイン飲んでから仮眠をとり昼食。

しっかり練習するのはもちろんのこと

しっかり栄養摂ってしっかり睡眠とるのが

速くなるのに不可欠だと思う。

こんな飲んだくれが言っていては

説得力のかけらもないが笑

お酒飲んでも体重増えない体質になりたかった…


今日はかなりTSSが高かったので

日曜に備えて明日は回復走程度に留める予定。

そして高校同期とBBQがあるので

決して飲み過ぎないようにしたい( ̄▽ ̄)笑

8/17(木) 沖縄10日目 新里朝練


6時起床。頑張った。

体重は59.8キロと謎の数値😭

今日は9時過ぎから予定があったので

どうしても乗りたいとなるとこの時間に起きて

朝練をするしか選択肢がなかった笑

二度寝したいこと山の如しであったが

何とか布団を抜け出し支度、出発。

時間が2時間ほどしかないのでどこにするか迷い

新里坂のリピートをすることにした。

首里の方に行くことも考えたが

この時間帯の交通量がわからないことと

斜度があるところで練習したかったのでパス。

着いていざ上り始めると明らかに

前回上った時より進みが遅い…

途中でぱったりと辞めてしまおうか

けっこう本気で悩んだがどうにか辞めずに登頂

タイムは4分30秒くらい。

前回との違いに戸惑いながらも

あまり時間もないので下って2本目。

こっちは4分50秒台とさらに微妙な数値。

ただ出力が出てないとか心拍が上がらない

と言うような感じではないため不調ではなさそう

理由を考えつつも時間がなくなったので

泣く泣く2本で切り上げ帰宅。

あと1本はやりたかったので残念…

帰宅後1本目のログを見てみると面白いことに

なんと心拍数、ケイデンス、パワーに至るまで

全ての数値が前回自己ベスト出した際の

数値とほぼ一致していた。

この時のタイムはたしか4分17秒であり

同じ数値にも関わらず13秒のギャップがある。

気温や風向きなどがあるので一概には言えないが

要員は恐らく体重かと考えられる。

前回は58.5キロなのに対し59.8キロと

1キロほど謎の増量に成功しているが

この1キロでここまで変わるとは思っていなかった

この体重のままでいるわけにはいかないので

理由を考えるがお酒以外に思い当たる節はなく

ただお酒だけ短期間にここまで増えるものか

とかなり疑問である…とりあえず節制せねば😇


とデータを見つつ支度して次の予定へ。

ノリで決まったドライブ笑

行き先はもちろん未定笑

といっても沖縄は縦に細長いので

必然的に北上か南下の二択に絞られ

気付いたら那覇から60キロ北上した名護に笑

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節制せねばと言った矢先の

ルートビアエンデューロ( ◜◡◝ )

おかわり自由が祟ってジョッキ5杯( ◜◡◝ )

ちなみにこの後めちゃくちゃ催した( ◜◡◝ )

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摂取したカロリーを消費すべく近くのビーチへ。

そんなにはしゃいで泳いだつもりはないが

帰宅後かなりの疲労感と眠気がきたので

きっとカロリーは消費できたはず。


明日は沖縄のローディー間では有名な

男塾の殺し愛練という見るからにヤバそうな

練習に飛び入り参加しに行く予定。

アポなしで大丈夫か不安だがその辺は

こっちが殺す側に回れればきっと解決だよね( ̄▽ ̄)


8/15(火) やんばる合宿個人練←


7時起床、体重は前日の飲酒で60キロ台😇

前日に突然親の仕事休みが発覚したので

車を出してもらって数日ぶりのやんばるへ。

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毎回思うけどごちわんぴマジかっこ良い


前回のやんばる合宿では

与那を1度しか上らなかった上に

途中までは強度も上げずに上っていたので

今度はちゃんと上ろうと思い与那を走る。

与那はツールド沖縄のコース上で

最も登坂距離の長い区間であり

大体7〜8キロで平均4%台のプロフィールだが

斜度の変化に富んでいて平坦や下りから

10%超えの区間まで含まれているため

これまで以上に通って感覚を掴もうという魂胆

ただ体重が60キロ台と久々の大台だったため

こんなんで上るの無理だろ…と

道中既にやる気がなくなりつつあったが

タイム出ないなら出ないなりに頑張ろう

と奮い立たせてスタート。

案の定1本目始めてからしばらくすると

心拍の割にキツさが。

ただそうなることは予想がついていたので

心拍とパワーを見つつ走って

急斜面では上げ過ぎないようにし

緩斜面で意識して速度を乗せることを心がける。

結果20分26秒。

レースの際100キロの先頭集団は18分台で上るが

単独で20分切れれば恐らくレース時には

先頭集団についていけると考えられるので(ニシ調べ)

この体重でこれなら御の字。

むしろもっと遅いと思っていたのでびっくりした。

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与那のKOM手前にて。

本土は天候不順らしいが沖縄は連日の晴れ☀️


そのまま東海岸に下ってレースコース走るか

それとももう一度与那を上るか

しばらく頂上で休みつつ悩むが与那2本目に。

2本目は1本目より気持ちギアを重めにして

ケイデンスよりトルクで上る感じに。

1本目の平均ケイデンスが90だったのに対し

2本目は88とほんと気持ち程度ではあったが

結果として2本目の方がタイムが速く20分17秒。

2本目かつこの体重(しつこい)で

1本目のタイムを更新できるとは思わず

体重増加で下がっていたテンションは急上昇

親サポートカーでボトルの水を補給してから

ダウンヒルして次の上り区間である

通称学校坂と呼ばれる登坂区間へ。

ここは大体6分ほどの登坂であり

与那ほど長くは上らないが

その分斜度があり大体7〜10%が

ずっと続く感じのプロフィール。

与那上って疲弊した後にここに突入するので

ここでどれだけ上れるかも重要だと思い

今回走ることにした。

去年夏走ったときはしんどかった記憶があるが

今年は不思議とそれなりのギアを

グイグイと回して進んでいける感触があり

速度も明らかに乗っている感じで楽しかった。

途中ツーリング中と思しき人達が2人

自転車を押して上っていた横を通過したところ

「うそ、はや…」と呟くのが聞こえ

さらにテンションが上がってスパートをかける

タイムはまさかの5分59秒と

昨年のレースで出したタイムを更新。

これは確実に成長してるとわかり

昨日1日はニヤけが止まらなかった笑

午後は予定があったのでここで車に乗り込み撤収。

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コース上にはこんな絶景区間も。

何度見ても北部の海は綺麗で良い。


途中でトイレ&補給にピットイン。

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ひがしぃぃぃぃいいいいいい


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ここ、東村はパインの名産地だが

この共同売店ではゴールドバレルなる

さらに糖度の高いパインが置いてあったので

切ったものを購入。パインじゃなかった。


と道中楽しみながら昼過ぎに帰宅。

帰宅後は夏休み恒例となりつつある

昔通っていた塾での夏期講習バイトへ。

かつての先生達が同僚なので面白いし

待遇も良いので毎回お世話になっている。

バイト後は恐らく在学中に

数回しか話したことのない高校同期と

ひょんなことから飲むことに笑

大学に進学してコミュニティが広がり

更には自転車でもコミュニティが広がったので

意外とそういう人とも話せるようになったが

にしても謎な会であった。

ちなみにいつの間にか泡盛が出動してきていて

いつの間にかトイレで便器と仲良ししていた😇

恐らくこれでまた体重が増えると思われるので

沖縄滞在中に乗り込んで

少しでも減らしておきたいところである。

明日は別の高校同期とドライブに出かけるので

早起きして練習する予定。

多分時間的に超級山岳になるが上手く乗り越えたい。


8/13(日)沖縄7日目 やんばる合宿その2


7時半頃起床し合宿2日目スタート。

今日はツールド沖縄140キロ、210キロと同様

西海岸を北上し最大の上りである与那を横断し

東海岸を北上し辺戸岬を回って再度西海岸へ。

そこから西海岸を南下して屋我地島に戻る

というコースレイアウト。

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今日も人が集まり大盛況に。

与那の入り口まではSHIDO宿泊した

若者4人でローテを回すようにと

中尾さんからのオーダーでローテ開始。

若者4人でローテ…

案の定数分後には誰からともなく

徐々にペースが上がる展開へ笑

うん、知ってた( ◜◡◝ )

ただせっかくの合宿というこで

強度を求めてやって来ていたので

喜び半分ツラさ半分でローテに参加笑

ただ昨日の疲労が残っており

身体が動き始めるまでに時間がかかった…

与那の入り口では既に人数がばらけており

数人は与那を上らずそのまま

西海岸を辺戸岬まで北上するとのこと。

僕は今回与那を上りに来たと言っても

過言ではなかったため早速登坂開始。

ただペース走なのか本番さながらの速度域で

TTみたいな感じにしても良いのかわからず

序盤はペース控えめ、多分SSTくらい?で牽引

せっかく来たんだし上げたいな…

とか思いながら上っていたら

そんな僕の心の声を聞いたかのごとく

横から中尾さんのペースアップ!

1日目と違い思考停止でついていくと

しばらくしたら1人、また1人と千切れ

気付けば中尾さんと2人に。

けっこうなペースだったので

ふとパワーを見たら5.5倍くらい出ていた…

流石に麓から頂上までずっと

この出力を維持するのは無理だが

幸い頂上までそう遠くないはずであり

さらに与那の上りは頂上手前に

下りや斜度がほぼ平坦になる区間があるため

そこまで耐えれば千切れずにいける!

と自分を奮い立たせて虫の息でついていく。

頂上到達が先か垂れて死ぬのが先か

自分との戦いがしばらく続いたが

そろそろキツいと思い始めたあたりで

下り区間かと思ったカーブの先が上りで

さらには斜度も少しキツくなっており

ここで完全に心が折られて千切れた😇

ちなみにめちゃくちゃハァハァしてる横で

中尾さんは全然呼吸が乱れてすらおらず

圧倒的な実力差を目の当たりにした。

ただここまで来たからには

後ろから追いつかれるのは嫌だったので

気持ちを再度奮い立たせてどうにか

中尾さんの姿を視界から消すことなく登頂。

後で聞いたところによると

210キロの先頭集団のペースが

だいたい同じくらいかもう少し速いかも

とのことだったので

今年は見送って正解だったかもしれない笑

てかこんな人達ばっかの集団から

単独で5分差つけて逃げ切る高岡さんって

一体どんな化け物なんだろう…笑

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与那の上りの通称にもなっている

フンガワダムの展望台みたいな所で休憩し

下ってから東海岸を北上。

100キロだと東海岸を南下するので

北上のルートは未知の世界であり

勝手に下り基調だと思い込んでいたが

これが大きな間違いであった😭

ちょくちょく上り返しがあり

それも下りの勢いでいけるタイプではなく

2〜3分の上りがポンポン出てくる…笑

下り基調の区間で既にローテの流れができており

このアップダウン区間もその流れを踏襲して

ひたすらにハイペースでローテが回る。

これまた気付いたら中尾さんとあと1人、

昨日慶佐次からしばらく一緒に逃げ続けた

トミナオ君という子と3人に。

ただ昨日のコースや今日の与那と比べ

まだ短めの上りであったため

どうにか自分の得意な範囲に持ち込めて

中尾さんに千切られずに奥まで到達。

奥は100キロのスタート地点であり

ここからのコースレイアウトは

しっかりと頭に叩き込んであるが

その知識によるとここから10分上るんだよな…笑

今度は中尾さんに何分食らいつけるだろうか…

とか思いながら休憩して後続を待ち再スタート

ただここからはあまりばらけないように

そこまでペースを上げずに走ることに。

この合宿中もはや自分の中で

恒例となりつつあった中尾さんチャレンジ

(前述の何分食らいつけるかというやつ)を

やる気満々だったため与那の序盤と合わせて

ここは少し不完全燃焼に終わった。

辺戸岬の辺りで与那回避組と合流し

ここからは全員が千切れないような

ペース配分でのローテを、とのオーダーが。

しばらくはこのオーダーに則り

35〜6キロでの巡航で粛々と

西海岸を南下していく時間が続いた。

ここも不完全燃焼になるな…とか思いつつ

高強度だけが練習ではない、と言い聞かせ

ギアをアウタートップに固定し

ペダリングやペダルへの荷重などを意識し

しばらくスキル練みたいなことをしていたが

酒井くんが前に出てから

速度が40前後まで上がったため中断笑

40前後は大丈夫なんだろうか?と思い

ちょくちょく後ろの様子を見るが

誰も千切れる様子はなかったため

半ば申し訳ないと思いながらも練習のため

先頭交代後はひたすらに40をキープして巡航。

途中でギアやサドルの前後、

ブラケットや下ハンなどを使い分けて

様々なシチュエーションで40維持を試していると

トミナオ君がハンガー気味ということで

とりあえず持っていた羊羹を渡しつつ

近くにあった道の駅国頭にピットイン。

各自補給や食事をして回復を図り

再スタート、というところでハプニング発生。

どうやら中尾さんの前輪がスローパンクのようで

空気が抜け切る前に屋我地に帰ろう!となり

ここから流しになるかと思われた残り25キロが

突如としてチームTT練の様相に笑

ここまで踏まずにいた全員が踏み始め

更には中尾さん自らローテに加わり

ハイペースを維持し始めたため

格段に強度が上がったが

またとない良い機会であったため

ひたすらに姿勢を低くして高速牽引。

徐々に体幹が疲弊し始め

そろそろ45出せなくなるな…と思い始めた矢先

なんとか屋我地島へと到着。

空気が抜け切る前にお店に戻る

というミッションが無事成功し

安堵している所に中尾さんから

「TTやってるの?」との質問が。

話を聞くとどうやら上体がブレておらず

なんとなんと、TT向いてると思う!とのこと

初めて言われたが素直に嬉しすぎた。

向いてるということは磨けば

武器にすることができるということであり

更にはTT能力といえばレースの際には

アタック後の独走勝利に繋がるため

スプリントと並ぶ重要な決め手となる

と考えている。

そんな素晴らしい能力に適性があったら

万々歳ですよね…✌︎('ω')✌︎

ただそう言われてしまうと

TTバイク欲しくなっちゃうから

悩ましいね( ̄▽ ̄)

ということでインターバルや登坂練習だけでなく

TT練も徐々に組み込んでいきたいと思った。

そんなこんなで密度の濃い

2日間の合宿は幕を閉じた。

酒井くんや中尾さんは明日以降も

引き続き練習するらしいが

明日以降は午後からバイトが入っており

また午前で練習を切り上げたとしても

那覇までの足(自走する脚も)ないため

泣く泣く途中離脱であった。

この2日間中尾さんはじめ

酒井くんやトミナオ君の他にも

様々な方に非常にお世話になった。

この場を借りてお礼を申し上げます。


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写真は休憩中のひとコマ。

沖縄、沖縄、沖縄、…千葉!笑

SHIDOジャージには沖縄と入れられているが

一方でフリーダムジャージの同じ場所には

千葉と入れられていたので並んで撮ってみた笑

中尾さんとフリーダムの佐藤さんは親交があり

更にはSHIDOの本隊?は本土にいるため

チームぐるみで仲良くできたらいいなあ…

と考えながら屋我地島を後にした。


フリーダムといえば今日は日曜だったため

ふりだむ朝練の方も大盛況だったらしく

かなりの強度で練習したみたい。

ただ今回の合宿で実力がかなり

ついてきているのを再認識できたため

ちばっくしてから朝練をより一層

荒らし回るのを楽しみにしている笑

とりあえず土日がっつり乗って追い込んだ

(というより中尾さんにボコられた)ため

明日はレストにして回復に努めようと思う。


8/12(土) 沖縄6日目 やんばる合宿その1


4時起床し合宿の地、屋我地島へ。
遠征で2時やら3時やらに起きているので
4時なら起きられないことはないが
それでも眠いものは眠い。
6時過ぎに屋我地島到着し待ち合わせ場所へ。
今回の合宿ではなんとbicicletta SHIDOの
中尾さんにお世話になることに!
ちなみにこの方、宮古島やら北海道やら
各地の名だたるレースで勝ったり
上位入賞をしているすごい御仁である。
中尾さんが屋我地島にお店を出したことは
以前から把握していたのだが
そこで寝泊まりさせていただき
更には中尾さんを始めとする
本当に錚々たるメンツと走れることに。
中には沖縄に帰省中?のNIPPO 内間選手や
最近anchorに移籍した方の新城選手なども。

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最初来ると聞いたときは完全に
場違いなんじゃないかと思っていたが
どうやら今日はペース走の日だったらしく
アホみたいな牽引はなかったおかげで
どうにかついていくことができた。
ちなみにコースはツールド沖縄のコースを
羽地ダムから逆走して東海岸を北上し
高江の共同売店で休憩し折り返し
また羽地ダムを上って戻る、という感じで
ツールド沖縄のコースの一部を
順走、逆走するみたいなレイアウト。
逆走はペース走だったのだが
順走が始まってしばらくしてから
新城選手が前でペースを作り始めた直後
謎のローテーションが始まりペースが上がる。
多分戦犯はSHIDOの酒井くん笑
この人も宮古島の短い方のチャンプであり
かなりの脚力の持ち主のため
きっと痺れを切らしたんだろうと思う笑
ちなみに僕も千切れるつもりで来ていたので
後先考えずにそのペースに乗っかり
ローテーションに加わって高速牽引開始。
そのまま主要な上りの1つである
慶佐次の上りに突入したため
自爆覚悟で朝練の2段坂さながらの
ペースアップを敢行したところ
なんと参加者の1人と一緒に抜け出す形に。
内間選手と新城選手は本来のメニューである
ペース走をひたすらに続けていたみたい。
どうしようか聞いたところ
「いきましょう!」とのことだったので
そのまま上りも下りもローテを開始し
慶佐次の上りをクリア。
後ろにちょっと酒井くんが見えていたので
追いつかれないようけっこう上げていたが
一緒に逃げている人が徐々に弱り始め
どうしようか迷いながら次の上り(多分有銘)
を上り始めた辺りで後ろから
中尾さんがカッ飛んできた…笑
追いつかれた段階で速度差がすごく
そもそも一度完全に見えなくなったはずなので
本能的にこりゃ敵わないやと思ったが
せっかくそんな人と一緒に走れる良い機会なので
一瞬迷ったのち中尾さんを追いかけ
かなりしんどいながらも何とかドッキング。
ここで中尾さんと完全に2人になるが
この時点で割といっぱいいっぱい😇
中尾さんは「ペースで行くよ!」と声をかけ
前でペースを作ってくださったのだが
斜度が上がったあたりで死んでしまい終了。
あと1分ほど頑張れば下りだったため
ここ頑張れば良かったと後になってみれば思うが
まだまだ食らいつき続けるメンタルが足りない。
その後単独で走っていると嘉陽の上りで
後ろから酒井くん+内間選手が接近、
横を通過していった。
この嘉陽の上りは去年のレースで
ペースが上がり付いて行ききれずに
千切れてしまったところなため
今度こそは、と踏み続けるが
しばらく見送ってしまったのが致命的となり
ドッキングできないまま下りへ突入してしまった
ここでくっつき切れるかどうかが
実際のレースでは分水嶺となる気がするので
ここももっと強くしていきたいところ。
ただ内間選手はひたすらに一定ペースを
キープし続けていたみたいで
思ったより差が広がらない感じだったので
坂という坂でひたすらに踏みまくり
羽地ダム手前の平坦でどうにか
後ろにくっつくことに成功した。
ドッキング直前に接近を察知した
酒井くんは単独で逃げ始めており
それを追いかけるかどうかしばらく
内間選手の後ろで迷いながら脚を休めていたが
追走した方がいいかな、と思い
再度単独で無限踏み踏み地獄へ😇
結局羽地ダム手前で全員の合流待ち
という形になるまで捕まえられずに終わった。
今日は全てにおいて反応するかどうか
迷ったことで無駄にエネルギーを
使ってしまった気がするためそこが反省点
ただ上りはかなり速くなっていて
特に数分の上りを繰り返した際に
そこまで出力の低下が見られなかったのが
すごく嬉しくなった笑
ちなみに羽地ダムは酒井くんと2人で抜け出し
「中尾さんそのうち飛んでくるっしょ」
とか言いつつそれなりのペースで走っていたら
下り切るくらいの辺りでドッキングされた。
後から聞いた話だと慶佐次も羽地も
後からブリッジするべくわざと逃げを容認する
ということをやっていたらしく
完全にゲーム感覚で弄ばれていた( ◜◡◝ )

中尾さんの店に泊まる人が他にも数人いたので
そのメンツで屋我地島に戻ってきた後は
大量にパスタを茹でてみんなで食べてから
夕食の買い出し組と洗濯、炊飯組に分かれ
各自のミッションをこなすという合宿ぶり笑

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ちなみに宿泊者みんな脚がポッキー


その後は夕飯の支度をしてから古宇利島へ

回復走がてらサイクリング

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ツールド沖縄のコースが近い上に

こんなキレイな海も近いという

反則並みの立地である😭😭

ちなみに実家のある那覇からだと

どちらも高速に乗って2〜3時間近くかかる笑


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みんなで仲良く夕飯を食べてから

早めに床に就いたものの

この時点でまだ21時前であったため

中尾さんとレースのことや練習のことなど

色々と話して刺激をもらい

合宿初日は終わりとなった。

明日は合宿2日目、

今度はツールド沖縄最大の登坂である

与那の上りをコースに入れて

150キロほどのライドを行う予定とのこと。

与那は個人的には鬼門であるため

斜度の変化や道の様子など

細かなところまで目を配り走りたい。

8/11(金) 沖縄5日目


11時起床笑

飲んだダメージは大きかった笑

さらには体重も1キロほど増えて59.6キロ

さすがに1日で1キロ脂肪がつく

みたいなことはないはずなので

お酒飲んで浮腫んでるんだろうな、と予想。

多分すぐに元に戻るとは思うが

飲んだ翌日に体重が増えていた場合

悲しいことにコンディションは

あまり良くない状態になっていることが

ほとんどを占めている😇


今日は山の日ということで

北部に上りに行こうか迷っていたが

夕方から北部に向かう予定だったため

時間も微妙だしせっかくなら

家族でご飯とか何かしらをば、と思いパス。

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ステーキ٩( 'ω' )و

一人暮らしとの食事のクオリティの差がすごい

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からのぜんざい。

食べている隙に甲子園で興南がボコられていた😇

その後ツールド沖縄で4人3台を車内に載せられる

積載力の高い車を探してディーラーをいくつか

久々に運転しながら見て回った。


帰ってきたのは19時前であったが

このまま乗らずに1日を終えたら

昨日からのカロリー摂取量が

中々大変なことになるな、と思ったので

急遽夜練を開始。

この前通った首里近辺の道に3分ほど

上る箇所があり練習できそうだったので

そこに向かって3分リピート開始。

ところがこの前は練習とかTTとか

あんまり考えずに上っていて気付かなかったが

思ったより交通量が多い上に

途中に信号も2つほどあって微妙な感じ。

ただ来たからには、ということで

信号に引っかかったり車に止められた分

気持ち出力を上げて3本こなした。

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今日からここは僕の島だ😎


3分3本、しかも途中止められたりで

もう少しやった方がいいかな?と思ったので

30秒4本に変えてさらに練習。

久々に下ハン持ってダンシングした。

練習終わってダウンがてら流していると

近くにこんなものが。

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首里城ライトアップバージョン

沖縄を代表する観光名所の目と鼻の先で

ひたすらに汗をかいて追い込んでいたとは…

てか思った以上に家から近いことが判明した

多分5キロくらいしかない笑


ちなみに夕方から北部に移動の予定は

明日の朝でも大丈夫そうだったので

明日の朝移動することになった。

土日は中々ハードな練習になりそうです。


8/10(木) 沖縄4日目


7時起床🎉笑

今日は夕方から両親と飲みに行くので

早めに乗って早めに帰宅して仮眠をとる予定

知り合いが那覇から中部の池原という

自転車屋さんまで通勤するとのことで

池原に行ったことがなかったため

それについていくことにしたが

追い風な上にそこまで飛ばしてはおらず

着いた段階では脚を使ってなかったので

近場でどこか練習できるところないかな…

とストラバの区間検索したところ

3〜4キロ北上したところに4〜5分の上りが!

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最初は見つけられずにいたため

戻って東海岸沿いにある坂をどこか

リピートするか、と思っていたところだったが

せっかくここまで来たので

ここまで来ないと走れないところを、と思い

早速発見した上り区間へ。

こういう時ストラバの区間検索は

だいぶ重宝しているのでオススメ。


ということで早速上り始めるが

平均7.8%ともなると斜度二桁が

まあ繰り出されてくること繰り出されてくること

中々ハードな上りだったが

斜度が少しでも緩んだところで上手く

ペースを戻せるように意識して走り

1本目は4分40秒で7位にランクイン。

またもセグメントに名前を刻んでしまったぜ←

そして1本目と書いてあることから

皆さんお察しのことと思いますが

全部で3本やりましたとさ。

2本目は上り始めで気持ち抑えて

後半にビルドアップできるようにして

(ビルドアップできなかったけど)

4分56秒

3本目はもはややりたくない以外の感情がわかず

心を無にして上って4分56秒

ちなみに出力は2本目より3本目の方が高く

2本目エコだなあ…といった感じ。

店長も言っていたけど300wでいいところを

320wで走っても良いことはなく

同じ速度やタイムで走れるのなら

可能な限り出力は落とせた方が脚に優しいし

後半まで温存できるためそっちが正解だと思う。

そういう意味では2本目の走りで

1本目のタイムが出せるようになれば、

ということなのだろうが言うは易し行うは…

というやつ。

3本やって帰路につく。

3分の上りは最低5本やろう、という気になるが

5分の上りは最低3本、と考えてしまうが

もしかして合計15分しか

頑張れない人間なのかもしれない笑

5分の上り5本こなせるようになったら

それだけで成長した実感がわきそう。

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下り始めてすぐに海が見える眺めの良さ。

ちなみに東海岸側から上ったが

写真の海は反対側、西海岸にある

恩納村のリゾート地である。

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走ったのは地図でいうとうるま市、と

書いてある部分の辺りなのだが

実はこのあたりは沖縄本島で一番くびれており

東海岸と西海岸の距離が5キロくらいしかない笑

千葉だと内房と外房の間の横断は

けっこう骨が折れる作業なため

改めて沖縄細いなあ…と。

そして千葉の内房外房って呼び方も独特で面白い


帰路ではあまりの暑さ+向かい風で

ひたすらに体力を消耗しながら帰宅。

正直上りで追い込んでいる時より

こっちの方がつらかった😇


家に着いてすぐプロテイン補給し

冷水シャワーで冷やしつつ汗を流そうとするが

暑過ぎて冷水が出て来ないという笑

とりあえず冷やしたペットボトルを

ももに当てるだけ当てて

昼食後すぐさま仮眠を1時間ほどとる。

アルコールは運動後の回復を遅らせるため

飲む予定があるとこのようにして

ライド直後からストイックに回復を図り

それから飲みに行くことにしている。

栄養補給と睡眠が一番の回復方法であり

これらをいかにしっかりと行えるかが大事🙆‍♂️

そんなこんなで仕事終わりの両親と合流し

れっつしょーたいむ!

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ヒガシ向けテロ


親父の行きつけらしく大将と談笑しながら

美味い酒と料理に舌鼓を打った。

こういういい感じの割烹的な飲み屋は

この年齢の若造1人じゃ入れないので

帰省した時に連れて行ってもらえて

非常にありがたい🙏🙏🙏

働き始めたらいつか自分が稼いだお金で

両親をこんな感じのところに連れて行きたい。

自転車用の資金がなくならない範囲で( ̄▽ ̄)


とか考えながら飲んでたらいい感じに酔ったので

帰りがてらブルーシールにふらっと立ち寄り

アイスを食べてしまった笑

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こっちはたくみくん向けテロ

味はチョコチップ、ストロベリーチーズケーキ

あとウベという沖縄独特の紅芋みたいなやつ

ちなみに紅芋も別にあるという謎


とまあかなり充実した1日であった。

帰省してからネタに困らないから素晴らしい。

明日は祝日なので昼まで家族で何かしら行動し

夕方から北部に移動して合宿開始の予定。

合宿の詳細については後日だが

ひたすらに楽しみである。