ニシはオールラウンダー(仮)

サイクルフリーダムレーシング/TeamGOCHIに所属するニシの(自転車)日記です

9/16(土) 房総を暴走


きっかけは北野さんのライド募集から。

参加予定だった山口のレースが

残念ながら台風で潰れたとのことで

千葉でロングライドの予定を募集しており

ちょうど沖縄に向けて長めの距離を

それなりの強度で走りたいと考えていて

鹿野山に行きたがっていた金井君と利害が一致

全自走鹿野山ライドを企画していたため

北野さんも帯同して房総ロングライドへ。

コースとしてはいつも通りうぐいすラインを走り

原田からはジロさんが朝練で使っている

鶴舞→高滝→射撃場→古敷谷の

うぐいすに負けず劣らずのアップダウンを通過

その後は月崎から久留里を抜けて

鹿野山の福岡口からピークまで上る。

当初の予定としてはその後宝竜寺口を上り

久留里線の横を走って

房総横断道路経由でうぐいすに戻り

潤井戸セブンフィニッシュ、という感じで

30秒〜15分までの登坂が

ふんだんに散りばめられている

正直頭の悪いコースレイアウト。

こんなので終始どんぱちしていたら

確実に帰宅困難になるため

1人あたり15〜20分先頭固定で

一定ペースで走り続けるというスタイルの

ペース走練習としてスタート。

後ろにいれば楽に走れるが先頭で上記の時間

先頭を牽き続けるのは意外ときつかった。

ついつい坂で上げてしまいがちになるが

それを気持ち抑えめにして

その分平坦と下りで踏むようにして

出力を一定にしつつ高アベレージを目指し

自分が先頭を牽く際は坂は4〜4.5倍

平坦と下りは3.5倍を維持するようにした。

個人的には長距離登坂練のつもりだったので

アタックしない代わりに坂で落としきらず

牽き続けたのはまあ御愛嬌( ◜◡◝ )

北野さんから

「それで最後まで持つ?」と聞かれたので

先頭の際はもはや意地でも最後まで

この出力で牽き続けると決めて走った笑

金井君は序盤上げ過ぎて途中から

後ろの方でヒラヒラしているだけになり

途中から北野さんと10分ずつ先頭を牽く形に。

鹿野山福岡口ではペース走ではなく

沖縄を想定して序盤から北野さんが上げる。

これオーバーペースじゃないか

レベルのペースを維持して上っていくが

やはり途中で失速し

「後は頑張れ!」と言い残し消えていった。

北野さんを山岳アシストに使うという

何とも豪華な身分である( ̄▽ ̄)

ここまでハイペースで牽引してもらった分

何としても最後まで垂れずに走りきり

自己ベスト更新してやる、と思い

最後まで踏み切った結果15分半ほど。

福岡口は宝竜寺に比べて斜度が緩い分

距離が長いためタイムはいつも

16〜17分台のイメージがあったため

大幅に更新する結果となった。

これを単独でも出せるようになりたいところ。

その後は天気が怪しいのと

みんな割と脚が削れ始めていたのもあり

宝竜寺はカットして房総スカイラインから

亀山ダムの方を通って飯給の坂にアクセスし

清澄養老ラインからうぐいすラインへ、

のルートに変更。

宝竜寺削った分の獲得標高を

スカイラインと飯給で補っているような

気がしないでもないがまあ気にしない笑

鹿野山を下ってスカイラインに入ったあたり

距離としては丁度90キロくらいの地点で

左内腿、多分縫工筋に攣りの兆候が…😇

攣ったらそこで終わりだと思ったので

多少ガニ股気味にペダリング

膝を外に逃す感じでくるくる回すことで

どうにか事なきを得た。

その後も淡々とローテを繰り返し

北野さんお気に入りの飯給の坂へ。

ここはだいたい5分くらい?の坂らしく

途中からそれなりの斜度が待ち構えている

とのこと。

正直この辺りでもはやつらくなってきていたが

北野さんの一本牽きにしてしまっては

Pの強さに甘えるだけな気がしたので

とりあえず北野さんが牽いたのと

同じ時間だけ意地でもローテを回す笑

もちろん出力は上述の数値を下回らないよう

意識してキープして飯給の坂まで到達。

飯給の坂も北野さんが先頭に立ち

これまたペース走そっちのけで

それなりのハイペースを刻むが

どうやら北野さんもノーダメージではないようで

途中前に出てペースを作ろうか迷う場面が

ちらほら見受けられた。

たた今回のペース走は先頭が合図するまでは

ローテ交代はなしというルールであり

北野さんはまだ先頭を牽くつもりだったので

それなら、と後ろに居残り

趣向を変えてダンシング練。

それなりのパワーを楽に出せるよう意識し

ついでに使う筋肉を変えて攣りを避ける笑

そろそろピークか、といったあたりで

ついに北野さんが踏みやめたので

そのまま前に出てピークを越え

その後もサボらないよう単独で

下り基調の平坦を踏み切ってから2人を待つ。

ほどなくして2人が来たので再スタートし

飯給での様子から2人とも多分割と

脚がギリギリなんじゃないかと思ったので

合流してからうぐいすライン入り口まで

15分ほど漢の一本牽きを敢行。

区間アベは確か35くらい、よく頑張った。

うぐいすラインに戻ればもう勝手知った道であり

ゴールは目前だと思えたのでもうひと頑張りするか

と思った矢先、最初の坂で北野さんが

突如として上げるプレイングに走り始めた😇

まだ残ってたなら先頭交代しとけばよかった…

と思いつつどうにか食らいついていくが

ここでダンシングするための体幹

微塵も残っていないことが発覚

この感触だと北野さんはうぐいすで

どんぱちをするつもりだと思われたので

ついていくのがやっとだと悟られないよう

しれっと上りをこなしていくが内心キツイ。

九十九折手前でローテ交代のサインが出たので

九十九折は自分のペースでこなそう、と思ったが

ここで先ほどの左内腿が再度悲鳴をあげた…

ダンシングでストレッチすることもできず

とりあえずインナーローでしゃかしゃか回し

どうにか乗り切ったが

完全に北野さんに限界を悟られてしまった。

これが仇となり、下り切った後の平坦で

牽引時に容赦ないアタックをお見舞いされ

ここで御臨終となったのであった。

なんとなく察知してはいたので反応はできたが

腰を上げてダンシングで追おうとしたら

やはりブレブレのヘロヘロでアウト😰

しかしシッティングならどうにか走れた上

先頭牽引時に意識して出力をキープしていたおかげで

身体がその出力域に慣れてきていたらしく

先頭牽引時と同じ巡航速度での走行ができたため

這々の体で北野さんを追走し

追いつかないながらもどうにか視界に捉えたまま

潤井戸セブンまで生きて帰ってくることができた🙆‍♂️

うぐいすラインに入ってから金井君の霊圧は

消滅した状態のままだったため

しばらく潤井戸セブンで合流を待ってから

近くにあったインドカレーの店に。

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今日のカレー👳
思えばこれしか写真撮ってない。
休憩はほぼなしで淡々と走っていたし
まあそういうこともあるか笑

失ったカロリーを取り戻すべく
ナンをお代わりして胃袋練をしてから帰宅。
175キロ 2300m↑ Av30.8キロという
なんとも凄まじいライドになったのだった。
実業団のレース対策としては
あんまり役に立たないライドだが
沖縄はそれなりに距離が長いので
タイミングを見つけてこういうライドを
ちょくちょく取り入れていきたい。

9/11〜9/15 週報


記憶を頼りに第2弾。

早く直近まで辿り着かねば笑


9/11(月) レスト

乗る時間があったかどうかは記憶にないが

金土日3日間乗ったのでレスト。

バイト先行くのに軽く乗ったくらい。


9/12(火) レスト

こっちは不本意

多分ローラー回す時間しかなかったが

その時間に寝てしまう失態を犯した気がする。


9/13(水) ローラー30分

水曜は本来微塵も乗る時間がない日だが

たしかめちゃくちゃ早く帰れたおかげで

ローラーに乗ることができた。

これまたメディオ域で20分回したような。

木曜は横浜の病院に実習に行けることになったので

ローラー後はダウンもそこそこに輪行

ゆうくんの家にお邪魔させていただいた。

急な申し出にも関わらず泊めていただき

ありがとうございましたm(_ _)m


9/14(木) 鎌倉朝練

9/13のパートでさらっと輪行の話をして

病院に実習に行くんじゃ…??と思った方

せっかく強い人達がゴロゴロいて

朝練やら夜練やらやっている地に行くのに

参加しないわけないじゃないですか( ◜◡◝ )


ということで武井さんが参加している

鎌倉朝練という朝練に参加させていただいた。

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コースとしては鎌倉周辺の坂を繋いだルートで

長さはだいたい1〜2分くらいで

それなりに斜度のある坂が大半であり

練習としては無酸素運動量域の

インターバル的な感じの内容。

レースやふりだむ朝練以外では

基本的にギリギリ有酸素レベルの練習が多く

あまり練習していなかった領域のため

いざ始まってみると1つ目の坂に比べて

2つ目、3つ目、と露骨に踏めなくなった。

元々速筋優位の体質のため

無酸素運動量域は苦手ではないはずだが

素質よりも努力の方が大事ということを

痛感した練習となった笑

ちなみに武井さんはゴリゴリ上っていき

ひたすらに集団の頭を獲り続けていた☺️

…ちゃんと筋肉つけます笑

あとでログを見たところ1分〜1分半あたりの

パワーカーブを大幅更新していて

やはり中々の強度であったらしい。

ゆうくん宅に帰還後すぐさま支度し病院へ。

我ながらハードすぎるスケジュールである😇

病院実習が思ったよりも早く終わったので

せっかくだし夜練も戸塚あたりでやろうか

となんとなく考えはしたが

睡眠時間が足りてない上に練習や実習で

体力をがっつり消費していたためナシに。

ゆうくん宅で一瞬寝落ちしてから

輪行で千葉に帰宅した。

2日間お世話になりましたm(_ _)m


9/15(金) 幕張夜練

木曜の朝練で中々追い込んだため

レストにするか迷っていたが

台風で週末の天気が崩れそうなので

その分乗っておきたいと思ったのと

前日の朝→当日の夜 なら時間も空いていて

それなりに回復しているだろうということで

急遽幕張夜練へ。

メンツはTさん、しずさん、みや

あとみやの先輩の何とか君

(済まねえ、名前が思い出せない😭)

Tさんのリハビリというか練習に

付き合うという名目のつもりで来たため

最初はTさんに合わせて走ろうとしていたが

しずさんやらみややらがついつい

上げてかっ飛んでいってしまうため

何というか普通にいつも通りの強度で練習。

このメンツだと余程のことがない限り

スプリントで負けることはないので

あえて先頭からスプリントしたり

かけるタイミングを変えてみたりして

自分のスプリント練も行っておいた。

しずさんはタイミングドンピシャだが

多分体重が軽い分パワーが足りていない感じで

みやはパワーやフォームは多分問題ないが

タイミングがまだまだな気もする。

とりあえず全獲りで終了。

わかってはいたが練習時間よりも

駄弁っている時間の方が長くなった笑


9/16は長くなりそうだったので

別枠で書こうと思う。

9/4〜9/10 週報


書いてたのが全部消えて
割と書く気が失せた状態で早くも
2週間ちょいが経過してしまった。
もはや記憶が曖昧なのでかいつまんで週報。

9/4(月) レスト。乗る時間なし

9/5(火) ローラー1h 
多分メディオ域でちょろっと乗って
締めに30秒30秒のインターバルやったはず。
実走の時間はなし。

9/6(水) レスト
実習終わって病院出たのが22時。
乗れるはずもなく笑
ただ寿司をご馳走になったので許す←

9/7(木) ローラー45分
これまた多分メディオ域で乗ったはず。

9/8(金) 九十九折リピート
実走の時間が作れたのでここぞとばかりに。
ただ実走で坂を踏む練習は8月中旬以来であり
びっくりするほど上れなくなっていた。
練習はしていたので体力の衰えというわけではなく
身体の使い方がわからなくなってる感じ?
いつも使っているギアで体幹を固定し
太腿からゴリゴリ回す感触で上っていたのだが
それで全然回せなかった。
やる気を失いかけながらも一応5本こなし
帰りにスプリントしたところ5秒〜10秒の
パワーを更新したのでやる気復活した、ちょろい

9/9(土) GSRカップ2hチーム
しまくんに誘われて急遽出場。
優勝するための相方として
白羽の矢が立ったらしい(ということにしておく)
エントリー費や入場料を出していただき
なんとタダで走れることに。
社会人の経済力を見せつけられた。
その分しっかりと勝ちに貢献せねば、
とさながら傭兵気分で臨んだ。
作戦としてはニシが1走で70分ほど走り
しまくんが2走でキメる、みたいな。
いざ始まってみると集団内にいたら
全く力を使うこともなかったので
せっかくなら、とヘアピン後の坂などで
自ら率先してペースを上げて後続を苦しめにかかった
ただエンデューロということで
周回遅れの人達が散在しており
またトレインには長丁場の5hの人達もいたため
牽き終わった後にハイペースを維持して
回してくれる人がおらず後続の復活を許していた。
逃げることも考えたが
一度飛び出した際に集団と同じペースを
ずっとキープするのは難しそうだったので
単独での逃げはできないだろうと判断。
しかしなぜかあの龍太郎さんも2hソロに出場し
同じトレインに乗って走っていたので
龍太郎さんが逃げるタイミングで
一緒に逃げてしまおう、と考えていたが
逃げる気配がなく集団内で時間を消化。
70分が近づいてきたので次の周回で
ピットインする旨をジェスチャーで伝え
ピットインの時間を稼ぐために
ヘアピン後の坂でアタックして先行。
すると後ろに龍太郎さん笑
集団から単独で抜け出したと思っていたが
しれっと後ろにいた龍太郎さん、やっぱり強い
「ニシ逃げるの?それともピットイン?」
と聞かれたので「ピットインです!」と答えると
「マジか〜じゃあ戻るわ笑」と集団に
そのまま戻っていった。
一緒に逃げようと思ってもらえたということは
一緒に行けばそれなりに逃げられる
と思ってもらえたのだろう(ということにしておく)
そう考えると割と嬉しくなった、が。
…これ途中でもっと逃げ撃ってれば
そのうち龍太郎さん連れ出せたやつやん∑(゚Д゚)
と己の失敗に気付かされつつ
とりあえず単独でホームストレートまで粘る。
途中から同じ2hチームの人達が2、3名
追走し徐々に迫ってきていたので
緩まないよう自分に鞭打ちどうにか
地味に差をつけてピットインに成功。
しまくんが走り出してから速報を見ると
まさかの1位だったので
周りのみんながワイワイ楽しんでいる中
1人だけガチで2位の番号や順位など
叫んで報告し続ける人になっていた。
最後はしまくんがしっかり決めてくれて
なんと初参加で優勝できてしまった🎉

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何気に1位は初めてでありめちゃくちゃ嬉しい😆
今度は単独出場のレースでも1位を取りたい。

9/10(日) JCRC修善寺
レース2連戦。こっちが本命。

本命といっても練習レースのつもりで
しっかり追い込むという意味でだが。
修善寺は2〜3分の登坂と下りだけで構成された
1周5キロの平坦が微塵もないコースであり
ひたすらに登坂インターバル練を
レースペースで行うという精神修行を
行うことができるドM御用達のコース。
本当に練習になるのでエントリーするが
毎回会場に着く度に後悔している笑
今回は身近に遠征する人がおらず
相乗りができなかったため初のレンタカー
途中でごちの谷さんを拾って
手汗をかきまくりながらどうにか無事着いて
時間がなかったのでそのままスタート。
カテゴリはSAクラスで8周半43キロくらい
確実に格上ばかりのレースだが
自分の登坂力を見るためにあえてエントリーした
数日前の九十九折であまり感触が良くなかったので
正直不安しかなかったが思ったよりついていけて
少し安堵しながら周回をこなしていく。
3周目の最後の登坂で一瞬遅れてしまい
次の周回からついていけるかどうか
怪しくなってくるな…と思いながら
4周目に突入したのだが
下り切って上り返しが始まったタイミングで
まさかのチェーンを落としてしまい
ついていけるかどうか限界への挑戦を
やる前にレースが終わってしまった。
悲しく思いながらもとりあえず
足切りに合わないよう単独で走り続ける。
途中さらに2回チェーンを落とし
合計3回チェーン落ちで足を止める羽目になったが
どうにか足切りを免れて完走できた。
ちなみに3回全部同じ人に目撃されており
もはやネタのレベルだった笑
全部アウターからインナーに落とすタイミングで
チェーンを落としてしまっていたので
完全に変速スキル不足である。要反省。
単独で4〜8周走るのは正直心が折れかけた。
ただ1周10分切りのペースで走れる周回数は
以前は2〜3周が限度であったのに対し
今回は単独で走っていてもコンスタントに
10分を切れるようになっていて
登坂力の向上を肌で感じることができた。
谷さんはBクラスで3位になっており
次のJCRC群馬では同じSAで走れることに!

レース後はせっかくの伊豆ということで海鮮丼
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当初はそこからその辺を走って
居残り練をする予定であったが
時間と体力の都合上泣く泣く帰宅。
節約のため下道で帰ったところ
昼頃出発したにも関わらず21時過ぎに帰宅した笑
久々の運転だったので楽しかったが
長距離運転はそれだけで疲れると再認識。
いつも車出しをしてもらっている方々
ありがとうございますm(_ _)m

以上、9/4〜9/10の記録でした。
次は9/11〜9/17の記憶を掘り起こさねば笑

9/2〜9/3 AACA&渡良瀬


事は8/31に遡る。

乗鞍デスライドを最後に

悲しいことに天気やスケジュールの都合上

実走することができずハムスターの如く

ひたすらローラーを回していたニシの元に

1つのお誘いが舞い込む。

イナーメ北野さん

「AACA&渡良瀬遠征の車1人分空いてます行ける方」

元々渡良瀬は出場予定であったが

(TTバイク持ってないのに)

土曜はその辺を走るかなあ、と

ぼんやり考えていたニシ。

しかし土曜もまさかの雨予報であり

流石に辟易していたところに舞い込んだ

突然のレースのお誘いであった。

何とはなしにAACAの場所である

岐阜と愛知の県境あたりの天気を調べると…

まさかの晴れ予報☀️

ということで1も2もなく参加表明笑

遠征費、エントリー費の問題は

後から考えればいいや、という

何ともその日暮らしなスタイルである。

ちなみにスケジュールとしては

土曜の早朝発で岐阜に行きAACA出場

そこから長野のイナーメ監督宅に泊めていただき

翌日渡良瀬に向かいTT出走、という

なんとも総移動距離の果てしない遠征笑

メンツは北野さんの他に龍太郎さん(!?)

と最近加入した小山さんという方

イナーメのPが3人にE2のニシという

完全に場違いな感じがしないでもなかったが

気にしないことにして出発。

AACAは値段は上がるが当日エントリーも可能で

カテゴリは1-4から始まり1-1が一番上のクラス

それぞれゴール争い以外にも

数周おきに周回賞が設定されているため

ポイントレースのような形式であり

個人的にはかなり新鮮なスタイルのレースである。

以前一度これまた北野さん達に連れられて

1-3を走ったことがあったが全く勝てなかったため

今日は1-3走ってついでに1-2も走るかな…と

なんとなく出走レースを考えていたら

龍太郎さん

「なるべく早く長野に着きたいから1-1出ない?☺️」

…1-3走って1-1出ることになりました。笑

ちなみに1-1は龍太郎さんのような

マチュアのトップの方々だけでなく

キナンやインタープロなどのPのチームが

群れをなして参加してくる魔界であり

クリテに近いレースのはずなのに

何故か100キロ走らされるカテゴリである。

ということで目標を切り替え

1-3で周回賞と1位を狙い、

1-1でなるべく長く走るのを目指す(弱気)


コースレイアウトとしては

前述の通りクリテに近い感じであり

コースはフラットで途中コの字型のコーナーがあり

ゴール前にもコーナーがあるため

コーナー先頭で抜けたもん勝ち、みたいな

よくある感じのレイアウト。

1-3はいざ始まってみると

E3のクリテと強度が大体同じくらいか

E3より少し緩い?くらいだったが

何周目に周回賞が設置されていたか

把握しそびれるという痛恨のミスを犯す。

1周目から周回賞が設置されていたらしく

ゴールストレートに入るカーブの少し手前辺りで

トレックジャージの方が飛び出して行ったことで

手遅れながら周回賞があることを知った笑

ただ思ったより離れなかったので

ダメ元で追いかけてスプリントをかけたものの

届かず周回賞1発目は2位。

どうやらゴールライン通過時に

周回賞のある周回ではブザーが鳴るらしく

目標を次の周回賞に切り替えて虎視眈々と機を伺う

3周目に入った際にブザーが鳴ったので

この周だ!と思い先頭付近をキープし

先ほどトレックの方が飛び出したのと

同じくらいの辺りでスプリントを掛けて

ホームストレートへのコーナーを単独先頭で通過

無事周回賞を獲得することができた🎉

この段階で前回出た4月の頃より

だいぶ走れるようになった上に

レース勘もついてきているのを認識した。

どうやらこの後も2回?3回?周回賞が

設置されていたみたいだったが

周回賞獲りまくるよりも

レース自体の勝ちが欲しかったため

最終周に向けて集団内で力を温存しつつ

アップとして出場していた小山さんが

途中何度か数人引き連れて飛び出した際には

しっかり飛び乗る、といったことを繰り返した。

最終周はバックストレートに入ってから

立ち上がりの際に先頭の人と2人で

集団から飛び出た形になったため

深く考えないまま「後ろ離れた!」と伝えて

半周逃げを試みてみるものの

最終周とあってしばらくして吸収され

一度集団の中央に埋もれてしまった。

右からも左からも前に出られそうになかったので

内心このレース終わったな…とこの時思ったが

近くにいたトレックの方がペースを上げて

スルスルと先頭に出ていったので

すかさず後ろを取りついていくことで

無事先頭まで抜け出すことができた。

この段階で周回賞の際掛けたところが

目前に迫っていたためしばらく様子を伺い

機は熟した!とばかりに

ドンピシャのタイミングでスプリント1発目。

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先頭でスプリントしてる白いのがニシ。

単独で先行することに成功し正直勝ったと思いながら

コーナーへ差し掛かったそのタイミングで

閉め切っていなかったイン側から

小山さんが2人ほど引き連れて上ってきて

コーナー立ち上がりでまさかの4番手に転落

ここからゴール争いのスプリントを開始し

1人捲ることには成功したものの

小山さんともう1人を差し切れずに3位。

レースには数多く出場しているものの

悲しいことに着順争いしたのは

大田原クリテ以来2回目であり

最終盤のやり取りに関してはあまり

経験値を積めていなかったことが仇となった。

イン側閉めなきゃダメなんだねフム*1フム

しかし何はともあれ入賞を果たした上

周回賞も獲得することができたため

前回のリベンジは果たせた気がしなくもない。

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なんとイナーメ賞ということで

イナーメのリカバリーオイルを戴いた。

つくづくイナーメに縁のある遠征である笑


、と喜びも束の間

すかさず1-1が始まってしまった。

何もない時は集団の中にいれば

そんなにキツくはないと感じることができたが

1-3とは比べものにならないくらいの密集度で

1-3ではほとんど番手の動かなかった

道の狭い区間でも御構い無しにワラワラと

みんなが動き回っている…

さらにはコーナー立ち上がりはもちろんのこと

何でもないような区間でもアタックがかかり

急激にペースが上がっては落ちる、といったことが

ただひたすらに繰り返された。

コの字型コーナーの立ち上がりに至っては

毎回2〜30秒スプリントしてくっつく

といったことを繰り返していたため

これじゃ絶対持たない、と思い

番手を少しでも上げることを目標にするが

上げたとしても少しでもサボった瞬間

すぐに横からどんどん上がってきて

飲み込まれてしまう、ということが続いた。

ただ徐々にコツが掴めてきて

一時龍太郎さんやインタープロなど

集団先頭でばちばちしてる強い人達の近くまで

上がる(というより迷い込む)こともできた

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今は完全に場違い感しかないが

そのうちここに平然といられるようになりたい

、とまあそんな感じで20〜30キロ地点では

どうせいつ散るとも知れない命だしということで

ローテに混ざったり1度逃げに乗ったり、と

自分がどこまでやれるかチャレンジを敢行。

しかしやはり徐々に実力の差が表れてきて

更には水もなくなってしまい

気付けばまたもや後ろでゾンビに。

ゾンビ化してからはコの字コーナーの度に

毎度毎度死ぬような思いをしながら

もはやフォームもクソもないスプリントをして

ギリギリドッキングする、ということを繰り返した。

このタイミングで60キロ過ぎたくらいであり

ここからは何のために走っているのか

段々とわからなくなってきたため

翌日渡良瀬もあるしこの辺でドロップするか

と脳内で守りに入る意見が提示される。

ただ千切れて足切りDNFなら諦めもつくが

まだどうにかついていけている状況で

自らバイクを降りてしまうのもなあ…

と決め切れずにいるまま気付けば70キロを過ぎ

80キロに到達していた。

しばらく前から水を飲んでおらず

思えば汗が出ていないような…と考えながらも

あと20キロ、1周5キロほどなので

周回数にして4周だと思い

再度やる気を奮い立たせて

無心で引きずり回されること30分

なんとか完走することに成功した。

冗談じゃなくもう2度と走りたくねえ…と思ったが

背伸びして走ってみたことで色んな収穫が得られた。

立ち上がりの加速などは最初

単純に自らの脚力が足りていないんだな

と力不足で片付けて走っていたが

しばらく走っているとどうもコーナリング

ペダリングの開始地点などが違っており

嫌というほど←周回することができたので

気づいてからは試行錯誤することで

なるべく負担を減らして走ることができた。

それでもひたすらにつらかったが😇


ゴール後は北野さんや龍太郎さんに

「おおニシ完走したのか!おめでとう!」

とお誉めの言葉をいただけた。

どうやら途中で千切れて足切りになると

思われていたみたいだが

途中までは自分自身そう思っていたので

自分でも驚きである。

加えて龍太郎さんは

「ニシは一皮向けたな!あの位置で走るとは思わなかった

と更に嬉しい一言。感動😭

レース後は長野に移動してイナーメ監督宅へ。

初対面であったが快く受け入れてくださり

更にはお酒好きということで意気投合

今度レースのないタイミングで

飲みにおいでよ、ということになった笑

この日は疲れがどっと来たため

早めに床に就き寝たのだが


翌日渡良瀬の日、起きてみると

明らかに身体が重く脚は筋肉痛まであった…

そりゃああんだけダッシュしたら

こうなるわな、と冷静に分析する一方

TTバイクではないながらも

どれだけ巡航できるか楽しみにしていたので

万全な状態でいられるよう

途中でバイク降りるべきだったかもな

と思ったりもした。

道中ではありがたいことに寝かせていただき

更には北野さんからディスクホイールを

貸していただけることになったため

コンディションは悪いながらも

少しずつやる気が出てきてスタート地点へ。

7分フラット、Av45キロが優勝争いのタイム

と事前に前年のリザルトで調べていたので

スタート後は50手前まで上げてから

45キロちょいに落とし込んで巡航に移る

という計画を練りいざ実行へ。

スタート後はすんなりと48キロまで上がり

これはいけるかも?と思いながら

TTポジションに移行して巡航を始めるが

しばらくすると全然踏めなくなってきて

40をキープするので精一杯に。

調子の良い時はお腹周りからお尻にかけて

コルセットをしているかのようにガッチリと固まり

その下で太腿が軽々と回せるような感覚で

高速巡航ができるのだが

そのガッチリと固まる感覚を再現しようと

ポジションを変えつつ模索するもできず

最終的に8分ギリギリ切るくらいでゴール。

なんとも不甲斐ない結果に終わった。

本命レースではなかったが

単独で5.3キロの平坦TT、しかも

ディスクホイールを履いての挑戦など

滅多にできるものではないので

割と勿体無いような気もしたが

前日頑張ったし収穫もあったので

まあいいや、とポジティブ思考。

ちなみに渡良瀬に出たのは

沖縄でSHIDOの中尾さんに

「TT向いてるんじゃない?」と言われたから

というだけの理由であった。

なんと単純な人間であろうか。

ただ出るからには次はしっかりと

TTのための練習を積んでからにしたいと思った。

身長低い人はTT不利なイメージがあるが

身長のあまり変わらない龍太郎さんは

TT強いしなあ…と思って帰路で話を聞くと

なんと身長は1センチしか変わらないのに対し

体重は4キロほど龍太郎さんが重いという

衝撃の事実が発覚した…

それでいてTTは勿論のこと、上りも速く

富士ヒル優勝とかするんだがら怖い。

某ブログで筋肉で全てを解決するという

ネタのような話があったが

実際に筋肉で全てを解決している人間を

いざ目の当たりにすると筋肉が正解なんじゃ…

と思わざるを得なかった🤔🤔笑


今回の遠征はイナーメというマチュアトップクラスの

チームメンバーに帯同させていただいたことで

今いる位置より数段上の世界を覗き見させてもらえた

素晴らしい機会となった。

正直これまではPで走る、ということは

ほとんど考えてはいなかったのだが

イナーメの方々を見ていると

Pで走るのも楽しそうだな、と考えるようになった。

実際走れるかどうかはわからないが

とりあえず目標として掲げてみないことには

やれるかどうかはわからないと思うので

E1に上がって店長達とチームプレーをする

という目標の側にひっそりと掲げておこうと思った。


今回お世話になった

監督はじめイナーメの方々には

この場を借りてお礼申し上げます。


*1: ˘ω ˘ *

8/25〜26 乗鞍デスライド


書こう書こうとしているうちに

いつの間にか2週間くらい経ってしまった。

夏休み番外編と称して病院見学がてら

岐阜県高山市に観光及びサイクリングに行ったのが

前回までのあらすじ( ◜◡◝ )

今回はその夏休み番外編最大の目標である

乗鞍ヒルクライムについての回想録である。

乗鞍ヒルクライムといっても

頭のおかしい(褒め言葉)くらいまぁ達が

しのぎを削るレースの方ではなく

前日にタイムとか関係なく普通に上るライド。

ただ気付いたらピークで御来光を拝む

という計画になっておりそのため

深夜に高山をスタートして暗闇の乗鞍を攻める

という「普通」とは?と思わず

哲学を始めてしまいそうになるほどの

なんともエキサイティングな乗鞍ライド計画であった。

当日は日中病院見学があったため

回らない寿司をご馳走になってから

ホテルで1時間ちょいの仮眠をとり

同行者であるりゅーたくん、りんけいくんと

0時半頃に合流し出発。

そもそもナイトライドでは街灯のある

幕張くらいしか走る気にはならず

勝手を知っているうぐいすラインですら

夜は走りに行かないというのに

今回は完全に初見でしかも街灯のない山道を

ひたすらに上っていく、ということで

千切れるすなわち死を表していたため

今回は殺意ゼロ、むしろ協力プレイの心づもり笑

出発時の天気は曇りであり雨の可能性もあったが

まあないとは思うけど?

万が一、もしね?

もし雨が降ったりしたら

乗鞍スカイラインの入り口とゴールには

利用可能な建物があるとのことだったので

もしもの時はとりあえずそこで避難して

やり過ごせばいいよね、

みたいな感じで順調に上っていき

2時半前後に入り口のバスターミナルに到着

スカイラインが通行可能になるのは3時半だったので

それまでバス待ち用の小屋で休憩。

既に標高は1000mを超えていたので

汗が冷えてくるとけっこう寒く

折良く設置してあったストーブで暖をとる。

夏でも動くようになってるんだなあ…

とか感心しながら過ごし

「ここを僕らの拠点とする!」と

完全にハイテンションな状態。

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3時過ぎに雨が降り出し、

3時半になっても止む気配がなかったので

しばらく雨雲レーダーとにらめっこして

出るタイミングを相談すること30分

4時頃に雨が止み、さらには5時半頃まで

ギリギリ雨に降られずにピーク到達できそう

とのことで満を辞して再出発。

お世話になったバス待ち小屋改め僕らの基地に

「また機会があったらよろしく」

と言い残し基地を後にした。



…まさかこの時はあのようなことになるとは

想像だにしていなかった。


スタート後しばらくは身体が暖まっていなかったので

数分軽く踏んで汗ばむレベルまで上げて

いよいよ入り口へと向かうが

斜度のなんともまあキツイことキツイこと。

これ上げなくてもよかったんじゃ…?と思いつつ

キツすぎずゆるすぎずのペースで淡々と進む。

暗闇のため視覚的に斜度を感じずに済んだのは

ナイトライドの数少ない利点だと感じた笑

先ほどの雨は鳴りを潜めており

タイミング的には完璧だったな…と

談笑しながら上っていたその矢先

ついに恐れていた事態が起きた。

最初はポツポツと始まったそれは

次第に大粒になっていき

さらには強風も出現し横殴りの暴風雨に😊

何がタイミング的には完璧だよ!!!😇

とか数分前の自分に半ばキレながらも

1時間半ほどひたすら負荷をかけ続ければ

身体を冷やし切ることなく登頂できる

と考えて入り口に向かうが

入り口では何と二輪車通行止めの表示。

明らかに天候が不順過ぎるので

何となくそんな気はしていた笑

せっかくここまで上ってきたのに…

という気持ちもないではなかったが

むしろホッとした方が大きかった、

それほどの風と雨だった☔️

そこで待機するわけにもいかないので

とりあえず引き返すことに。

ところが

・初見のコース

・かなりの斜度

・雨でフルウェット

・強風

・寒くて指が悴む

・暗闇

・霧

と完全に役満状態であり

この後のダウンヒルは本当に地獄を見た。

何故か意味不明な速さでかっ飛んでいった

りゅーたくんを見送りながら

もはや震えているのか笑っているのか

わからない状態でりんけいくんと2人

喚くように会話しながら何とか下り切り

(会話といっても「寒い」「しんどい」「死ぬ」の3語が9割を占めていた)

「またいつか」と後にした基地にとんぼ返り。

思わぬ形での再会となった(1時間ぶり)( ◜◡◝ )

この時点で全身どこを探しても

濡れていない部分はないくらいの状態で

ダウンヒルにより身体も冷え切っていたが

この基地には幸い先ほどのストーブがあり

靴やウェアを乾かしつつ暖をとることができた。

いやあ基地最高ですわ…

と思ったのもつかの間、

しばらくするとストーブ御臨終😇

どうやら冬の間に使われていた分の灯油が

ギリギリ残っていただけらしく

それが今回でついに底をついたらしい。

長らく苦楽を共にし、最早相棒と言っても

差し支えなかった友の突然の訃報に

涙と震えが止まらなかった(ただの雨と寒さ)

しばらくは余熱でどうにか我慢できていたが

沖縄帰りで寒さ耐性0だったニシは途中から

あまりの寒さに所持していた輪行袋に目をつける

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ニシ(りんこうぶくろのすがた)

幸い入れ物の袋で雨粒がシャットアウトされており

入ってみると信じられないほど暖かい。

持つべきものは輪行袋である。

ある程度身体も乾いてきたところで

3人ともここまでの疲労よりしばらく仮眠。

起きた頃には完全に空は明るくなっていたが

まだ雨模様で日光による気温上昇は望めず

さらには寝たことで体温が低下しており

完全に遭難者の気分を味わった。

雪山で寝たらダメな理由を

身を以て思い知ったような気がする。

さらにここへきて夜中のライドと

震えたことで消費したカロリーを求めて

凄まじい空腹感が出現😇

この頃にはバスでの登山者や観光客も

ちらほら見え始めていたが

まだバスの切符売り場兼食事処は開いておらず

どうやら8時に開店するらしい、とのことで

引き続き飢えと寒さで悶えながら待機し

8時を回った瞬間に即駆け込む。

食事処のおばちゃんは濡れて

ブルブル震えていた僕ら3人を見かねて

券売機が動き始める前から注文を取ってくれ

さらには暖かいお茶を用意してくれた。

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多分今まで食べた中で一番美味いうどんとお茶

もはやインスタ映えがどうとか

フォトジェニックがどうとか言ってる余裕はなく

無言でひたすらかき込んで完飲🙏

ちなみに奥に見えているのは貼るカイロ。

売っていたので即購入したが

よくよく考えたら8月だったりする🤔🤔

内側から暖まった上にカロリーも摂取したところで

なんと通行止め解除の朗報が。

雨も止んでおり風も弱くなったようで

おばちゃんに何度もお礼を言いながら

早速支度をしてリベンジ。

明るくなってから見ると昨日の道は

大きく九十九折っていた、初知り。

通行ゲートまでの距離感や斜度は

深夜に捨て身のマッピングで把握していたが

雨に打たれ寒さで震え空腹に苦しんだので

これでもかというほどコンディションが低下しており

雨の中上った1回目よりも全然身体が動かない…

3人で駄弁りながら上っていた区間

ハアハア言いながらどうにか消化していき

もはや何でこんなところまで来たんだ

とか頭の中で思いつつも無心で上り続けていると

次第に景色が見え始め、さらには曇り空に

ちょくちょく陽が射すようになってきた。

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気付けば路面はドライに。

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雲もどんどん少なくなっていく。

そして奥ではいつものごとくりんけいくんが

お尻を突き出していたり。ほんと懲りない☺️

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新旧ごちジャージ

ヘルメットの色が新ジャージと

めちゃくちゃマッチしていて最高

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こうやって上ってきた道が眼下に見えると

すごく爽快感があるよね。

上っている時にこれから上る道が見えると

全く逆の感想を抱くけども笑

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標高に比例してグロッキーになるりんけいくん

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そして気付けば森林限界

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個人的にお気に入りの1枚

THE 天空 って感じの風景である。

そしてお気付きのことと思うが青空である。

逆転勝利の瞬間であった。

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乗鞍岳の名所その1 畳平

標高2700mは未知の領域だった。

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その2 大雪渓

スキーしてる人がいてすごいなあってなったが

多分向こうからすれば自転車乗りも大概なんだろう


と数時間前受けた致命的なダメージを

黙々と癒してくれる絶景の数々であった。

2700mということで気温が低く風もあったが

同じ寒さでも全く気にならないレベル笑

思う存分景色を堪能した後は

松本側へ下るという2人と分かれ高山側に下り返す

荷物がなければ2人と一緒に松本に下りたかったが

せっかく高山に下ってきたんだし、

ということで帰る前に食い道楽

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飛騨牛の牛串&肉寿司

それなりのお値段がしたのだが

これでタガが外れてしまったニシ

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帰りの車内では1人で宴を催すなどして

最後まで高山を満喫してしまった。

ちなみに飛騨高山地区の地酒は

どれもこれもびっくりするほど美味しかった。

今度は飲み比べしにいきたい。

と何やかんやしているうちに東京着

千葉には日付が変わる前に帰ることができた。

新幹線様様である🙇🙇🙇

自転車に乗り始めて乗鞍を知ることがなければ

一生行くことのなかったかもしれなかった高山だが

今回の旅行?では自転車以外でも

色々な楽しみを堪能することができ

夏休みの締めとしてはこれ以上ないほど

充実したものとなった。

アホみたいに雨に降られて凍えもしたが

高山のおかげで今となってはいい思い出である

正直1人だったら確実に泣きながら

高山まで下っていた可能性もあるが

3人でいたおかげで楽しい思い出にすることができた

といっても2度と深夜に濡れ鼠で

標高1000m台をうろつこうとは思わないが( ̄▽ ̄)


しかし今回は本来行く予定だったが

時間や体力の都合上泣く泣くカットした箇所もあり

今度はそちらも攻めに行けたら、と思う。

いつになるかは知らないが

きっとまたいい思い出になることだろう。

2人とも本当にありがとう😊

8/24 夏休み番外編


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唐突な岐阜への旅行である。

写真は名古屋駅のものだが笑

話は少し前に遡るが事の発端は

りゅーたくんとごちのりんけいくんと

乗鞍行きたいね、という雑談。

当初は青春18切符での鈍行旅の予定だったが

せっかく岐阜行くならついでに

近場で良さそうな病院を見学しつつ

交通費の補助とかもらえれば一石二鳥では?

という妙案が思い浮かんだため

病院見学&乗鞍という

謎の岐阜旅行が実現したのであった。

乗鞍の頂上で日の出を見たい、とのことであり

25日の深夜発で夜のヒルクラ♡をする予定

りゅーたくんとりんけいくんはそれぞれ

別方向から岐阜は高山に25日夜に着くので

25日の日中を病院見学に充て

千葉からだとどう足掻いても間に合わないので

前日の24日に高山入りし前泊、というスケジュール

ちなみに今回見学した病院は

まさかの交通費往復+宿泊費全額負担

という出血大サービスっぷりであったので

新幹線で輪行という貧乏学生らしからぬ自転車旅

(あくまでも本命は病院見学である)

ちなみに飛行機は毎回の帰省でもはや

お馴染みとなってしまっているが

新幹線は人生を通しても片手の指で

数えられるほどしか乗っていないため

新幹線に乗るというだけでワクワク。

気分はさながら遠足の園児😎

しかし昼前に高山入りするつもりだったが

安定の二度寝をかましてしまう😇

さらには新幹線への乗車も

普通の電車と変わらないだろう、

と予約もせずたかをくくっていたため

乗車券の購入やら何やらをやっているうちに

乗り遅れてしまい昼過ぎの現地入りに😇

ただ思ったより時間があったので

ホテルに荷物を置いてから早速自転車で

合掌造りで名高い白川郷へ。

高山自体も風光明媚な町で観光スポットであるが

白川郷世界遺産に登録されるほどの場所なため

せっかく近く(片道60キロ)まで来たなら

行くしかないっしょ!!という短絡思考( ◜◡◝ )

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まずはコンビニでご当地のものを補給し出発

しかしスタートからほどなくして

当初のルートがまさかのバイパスで

自動車専用道路となっていたため通れず

他の道を探してしばし彷徨う羽目に。

なんとかバイパス終了区間に合流し

当初のルートに復帰してから山越え。

白川郷へは最短で行こうとすると

何かしら九十九折られているルートを

通過していくことになるのだが

まあどうにかなるっしょ!と

Google先生しか見ずに突っ込んだところ

まさかの17.6キロ平均4.6%

後半9.7キロは平均7.5%という

これまで4〜5回しかやったことのない

超級山岳クライムをすることになった😄

どうやら後で調べたところ

天生峠(あもう峠)というらしく

地元でも有名なお山だったらしい。

後半はひたすらに斜度がキツく

なんと39-28が回せない事態に( ◜◡◝ )

しかもひたすらに激坂区間が長く

速度が一桁になることもしばしばあったが

なぜか終わってみるとKOM?らしい。

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全体1位なのでKOMなんだろうとは思うが

いつもの王冠が出ないので実感が湧かない。

あの王冠は出ないことがあるのか??


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しれっと標高が1000m台に突入しており

めちゃくちゃ寒かったのでさっさと下った。

ここを下ってしまえば白川郷

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写真でしか見たことのなかった街並みを

実際に目の当たりにして興奮していたが

この時点で時刻は17時。

来た道を戻って帰ることになるのだが

日没は18時半であったため途中で確実に日が暮れる

ということで先ほどの天生峠を

反対側からも攻めた上で下った先にある駅で

輪行レーシングをしようと画策。

しかし調べてみると高山行きの電車がなんと

17時40分発と21時台の2本∑(゚Д゚)

17時に天生峠チャレンジしたとして

同じだけ上ることになるため

電車が出発する頃にようやくピーク到着

という感じになる。

21時台まで待つわけにはいかないので

土地勘はないがナイトライドするか、と

腹を決めて上ろうとしたところに

高山行きのバス停が。

ちょうどバスが停まっていたので

運転手さんに聞いたところ

まさかの熊出没情報が🐻🐻

知らずに上っていたよ!!!!

天生峠を越えてきたと言うと

かなり驚かれていたが

流石に夕方からの天生峠はやめた方がいい、

と言われてしまったので

集客のためにまんまと引っかかったような

気がしなくもなかったものの

郷に入っては郷に従え(白川郷だけに)

という言葉もあるためここでバス輪行

高速バスだったのでスイスイ帰宅できたが

予想外の出費となった。

ホテルの部屋でしばらくグッタリしてから

洗濯物を回して夕飯を求めて夜の街へ。

20時を回っていたので閉まっている店も多く

少々探すのに手こずったものの

無事大衆居酒屋のような所にピットイン。

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飛騨牛のホウ葉味噌焼きなるもの。

大きな葉っぱの上に飛騨牛やらキノコやら

山菜らしいものやら卵やらが乗っており

一緒に入っている味噌ダレと混ぜ合わせて食べる

という東海の文化圏であることを彷彿させる料理

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飛騨の地酒

名前忘れたけどめちゃくちゃ美味かった。


今回全体的に行き当たりバッタリで

計画性のなさやらスケジュール管理の甘さやら

自分のアホな点に苦しめられることとなったが

無計画なりになんやかんや堪能できたし

練習目的ではなく景色や名所を楽しむための

手段として自転車に乗ることができ

レース以外での自転車の楽しみ方も

久々に味わうことができた🙆‍♂️🙆‍♂️🙆‍♂️


乗鞍の方は聞くも涙、語るも涙の

壮大な物語となったため

今回の白川郷とは分けて明日にでも

夏休み番外編その2を書きたいと思う。


8/20〜23 帰省終盤とちばっく


気づいたら放置していた…

月曜火曜乗るに乗れなかったせいで

いじけてたからな( ̄▽ ̄)

とりあえず沖縄帰省生活の話をば。

といっても8/20(日)の分しか書くことはないが。


8/20(日)

6時半起床。

体重は59.6キロ、着実に蓄えてきている😇

この日も午前中を利用してやんばるへ。

前回より時間に余裕を持ち距離を伸ばして

70キロ弱ほどのライド。


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ごちじゃーじとこのカラーのリヴァーレ

かなりシンクロ率が高い、カッコ良い。


雨予報だったが思い切り晴れて

自らの晴れ男ぶりを再認識した( ̄▽ ̄)

ただ早朝に降っていたらしく

スタートしてすぐにわかる湿度と

それに伴う不快指数の高さ…

走っていて全く汗が飛ばず

放熱できている気がしなかった。

まずは恒例与那の上りから踏み始めるが

体重が増えたせいかそれとも金曜の疲労か

あんまり早く上れている気がしない。

案の定タイムは21分弱と微妙な数字。

この前は20分ちょいだったので30秒強増えた…

アップ不足かとも考えられたが

前回も同じ地点スタートしているので

それが要因とは考えづらい。

下った後の学校坂もあまりいい感触がせず

今日はコンディション悪いな…

とか思っていたら意外なことに6分2秒と

ベストから3秒落ちのタイム。不思議。

その後高江の共同売店までは

今回の帰省で初走行となる区間であったが

途中でパワメとケイデンスの検出ができなくなり

数回検索したり電池つけなおしたり

マグネットの位置調整したものの直らず

コンディションの悪さと相まって

一度完全にやる気をなくしたものの

ガーミン再起動したらすんなり直り復活。

高江の共同売店までは上り基調のアップダウンだが

上りだけでなく下りも踏むようにして走り

高江以降の下り基調も同様に踏む。

東村役場前の平坦も踏み(つまり全部踏んでる)

そのまま慶佐次の上りへ。

ここは合宿初日で思ったより

数キロ早く上れることがわかっていたので

あの時の数値や感覚を頼りに同じように走り

結果ベスト更新。

ほんとはここからさらに

有銘や嘉陽の上りも上って感覚を掴みたかったが

一緒に来ていた親父は西海岸側を走っており

そこまで沖縄のコース経由で行くと

合流に時間がかかってしまうため断念。

代わりに途中で右に曲がり

源河と呼ばれる上り区間経由で東→西へと横断。

もちろん上りを求めてそこから横断したわけだが


思った以上に長かった😇

そして斜度もキツかった😇

途中で一瞬心を折られて脚は止めないまでも

軽く力を抜いてしまったのだが

蓋を開けてみると意外とランクイン。

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ここが終わればドのつく平坦である西海岸

この区間も合宿中にひょんなことからTTTを行い

頑張れば50まで上げられることがわかってたので

同じようにTTポジションをとり45ほどで巡航。

途中で48まで上げたら集合地点まで

なんとか維持できそうな感じがしたものの

直後に信号に捕まりリセット。つらい。

気を取り直して速度を乗せ直し

最後は50まで上げてスパートし終了。

体重を落としても同じくらい

平坦巡航できるようにしておきたい。


親父と合流してから車で家に戻りバイト、

バイト後はかなり熱っぽく感じていたが

仮眠をとってから飲みに行くプレイング。

代償として月曜を殺したのであった( ◜◡◝ )

というか起きたのは昼だったが

一応ダイエット走をする予定だった。

しかし天気が悪く台風か?というほどの風と

時折のスコールで不本意ながらオフに。

火曜は最終日で夕方に飛行機なので

当初の予定としては最後にまた北部を

走りに行くつもりであったのだが

これまた起きた段階で風が強く二度寝

結局日曜のライドが今回の沖縄帰省では

図らずも最後のライドとなった。


23日(水)

この日は病院見学で練習はなし。

どこに行こうか迷っていたら

武井さんが「来いよ!」と誘っていただいたので

二つ返事でオッケーし武井さんの勤務先へ笑

白衣の武井さん新鮮だったが

多分武井さんも同じこと思っていたかもしれない。

焼けたな、と言われたがそれも上に同じく笑

外科系が強く体育会系ということだったが

まさにその通りといった感じで

中々楽しそうな研修先だった。

研修医室にはなぜかダンベルや懸垂が置かれていて

なぜか気づいたら懸垂10回させられていた、

まさか病院見学に来て懸垂をすることになるとは

一体誰が予想できたであろうか。

(ちなみに6回で死んだ)

武井さんのデスクには医学書よりも

プロテインの袋の方が多く見受けられた笑

研修医以外の先生も何かしらスポーツを

やっている方が何人かいらっしゃるようで

レース活動との両立もできそうな感じ。

何より武井さんが乗れているため同じようにすれば

今と変わらない練習量は確保できそう🙆‍♂️

練習やレース遠征も楽しいが

今回の見学を通してこれからの進路も

考えなくてはと感じた。

といっても自転車乗るための考察なので

優先順位はわかりきっているのだが笑