ニシはオールラウンダー(仮)

サイクルフリーダムレーシング/TeamGOCHIに所属するニシの(自転車)日記です

レース後のお話とレースの振り返り


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おきなわに向けて9月頃から

禁酒+厳密なカロリーと栄養管理をしていたが

何はともあれ沖縄終わったことで解禁

写真はレース後会場で早速購入したオリオンビール

久々に麦とアルコールの味を堪能した🙆‍♂️

その後は最終便で帰るという谷さんを送ってから

実家でヒガシを交えて即席の宴を開宴🍻

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一家揃って酒飲みなニシ家に

これまた酒飲みなヒガシが加わるわけで

気付いたらビール6缶と日本酒が3瓶空いていた笑

翌日は最終便で帰るので

それまでの滞在時間を無駄にしないためにも

このあたりで切り上げたものの…


まあ案の定二日酔いになったよね( ◜◡◝ )

ヒガシの自転車は機材破損で乗れないため

その辺をサイクリングすることはできず

さらには曇りで海やら景色の良いところも

行ったところで…という感じな中

唯一の選択肢といっても良かった

食い倒れツアーまでもこれで黄色信号に笑

それでもとりあえず壺屋のやちむん通りや

牧志公設市場、北谷のアメリカンビレッジなど

沖縄っぽいところを案内して回れた。

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二日酔いに呻きながらも沖縄そばを食べる2人

表情が全てを物語っている


その後は空港で個人的には恒例の

出発前A &Wでシメてちばっく✈️


そんなこんなで濃密な沖縄遠征(兼帰省)となった

滞在していた4日間はいつものことながら

両親に本当にお世話になった。

会場や空港までの送迎や宿の手配に食事

さらには友人を連れて行くことを快く了承し

滞在期間を楽しく過ごせるよう

あれこれ気を回してくれた。

本当に頭が上がらない…いつもありがとうございます🙇

そのうち一端の社会人になったら

美味い酒を浴びるほど飲ませてやりたい←



さて、ここからは数日経って

当時の興奮や感情が多分に混ざった視点とは

また違った視点からレースを振り返ってみようと思う


レポートで一部始終を書いたので

詳しくはそっちを参照であるが

大まかな展開としては一度逃げを打ったものの

最後の勝負所である羽地の麓で捕まり

そこからは先頭集団でゴール前まで行き

スプリント開始と共に脚が攣り終了

という感じ

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正式なリザルトが出たが最後のスプリントだけで

10秒ほども差がついてしまっている笑

これじゃ知らない人が見たら途中で千切れて

ギリギリ先頭集団に届かなかった人

みたいに見えてしまうじゃないか←

まあ勝てなかった時点でどういう扱いだろうが

同じようなものだしいいか笑


話を元に戻してレースの話。

負荷としては正直どこも死にそうなくらい

キツイというところはなかった

出力的には前評判とは異なり

どこの上りも6倍までは到達しておらず

下手すると5倍も到達していなさそうな感じ

まあ自分のパワーメーターは

どうやら数値が低く出る傾向があるらしいので

この辺はなんとも言えないところ

ということで負荷に関しては自分が強くなったのか

ペース上げる人達がいなかったのかのどちらかだが

前者と後者の割合は恐らく3:7か4:6

自分のコンディションは完璧に近く

体重は軽くなったのに対し

出力は更新していたため前者もあるとは思うが

数日経って自分より上位ランカー数人の

レポートを拝見させていただいたところ

どうやら自分同様キツイと感じた人は

そこまで多くなかった模様。

上りでちょくちょく飛び出してしまったのは

どうやらついてこられなかったのではなく

半ば放置に近いものだったのだろう。



思いっきりナメられてたみたいで悲しい😭

まあ今の段階では無名も良いところだし

当然ではあるが笑

上げられないのではなく上げていない

ということをレース中に気付けていれば

もっと集団内で温存しておくという

選択肢を選ぶこともできたのだろう。

逃げも恐らく泳がされたという形に近いかもしれない

2人ではなく5〜6人でいけば確実に決まったとは思うが

恐らく他の人達は要注意人物である武井さんを

1人、もしくはなるべく少人数で逃げさせて

脚を使わせる方針だったのだろう。

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シクロワイヤードより。

武井さんが何度かアタックしていたうちの1発で

自分含めて数人が気付いて「またか…笑」

と苦笑しているところである。

この時点で既にみんな多分

泳がせる気満々だったんだろうなあ…

そう考えるとまんまとその策略に巻き込まれ

貯めに貯めていた脚を自ら削ってしまった

あの逃げは結果的には失策だったのかもしれない

まあ結果から見ればそうだった、というだけで

レース中にあれこれ考えてその決断をした

そのプロセスに関しては我ながら評価こそすれ

失敗だったとは思ってはいないが。

ただ思えば当日は曇りで気温は低く

例年通りの焼けつくような日光もなく

そのため暑さで消えていく人達が残っていて

人数がいつも以上に多かった

ということにもっと目を向けるべきだったとは思う

あの人数であれば最終的に

集団スプリントになる確率も低くはないわけで

そうなると集団内で最後まで脚を貯めて

スプリントに備えても良かったのかもしれない

その場合生き残った集団のメンバー各々の

スプリント力に関しては情報が少なさ過ぎるので

ゴール前で自分よりスプリントある人が

実は数人いました、なんてことになり兼ねないので

これもこれで正解の選択肢だったとは言えないが。


まああれこれ考えてみたが結局どれも

確実な正解の選択肢とは断言できなかった

これがレースの面白いところだと思う一方で

どう転んでも勝ち筋が残っていて

勝率が高い人達もいるというのも確かであり

今回に関しては逃げを決め切る独走力や

攣らずにスプリントできるだけの筋持久力を養う

もしくは攣らないための走りができる

という自らの実力やスキルによって解決できた

勝ちパターンも確かに存在していたと思う。

つまるところ展開で負けたというのもあるが

自分の実力もまだ勝ちをもぎ取るには

完璧というわけではないのだろう。

精進あるのみである😎


にしても最後のスプリントで

もし自分が攣らずにスプリントできていたら

結果がどうなっていたのか

勝負できていたのか通用しなかったのか

それだけが気になって夜も眠れない(言い過ぎ)

たらればは考えてもキリがないが

考えて過ごすのも中々楽しいものだ笑