ニシはオールラウンダー(仮)

サイクルフリーダムレーシング/TeamGOCHIに所属するニシの(自転車)日記です

9/16(土) 房総を暴走


きっかけは北野さんのライド募集から。

参加予定だった山口のレースが

残念ながら台風で潰れたとのことで

千葉でロングライドの予定を募集しており

ちょうど沖縄に向けて長めの距離を

それなりの強度で走りたいと考えていて

鹿野山に行きたがっていた金井君と利害が一致

全自走鹿野山ライドを企画していたため

北野さんも帯同して房総ロングライドへ。

コースとしてはいつも通りうぐいすラインを走り

原田からはジロさんが朝練で使っている

鶴舞→高滝→射撃場→古敷谷の

うぐいすに負けず劣らずのアップダウンを通過

その後は月崎から久留里を抜けて

鹿野山の福岡口からピークまで上る。

当初の予定としてはその後宝竜寺口を上り

久留里線の横を走って

房総横断道路経由でうぐいすに戻り

潤井戸セブンフィニッシュ、という感じで

30秒〜15分までの登坂が

ふんだんに散りばめられている

正直頭の悪いコースレイアウト。

こんなので終始どんぱちしていたら

確実に帰宅困難になるため

1人あたり15〜20分先頭固定で

一定ペースで走り続けるというスタイルの

ペース走練習としてスタート。

後ろにいれば楽に走れるが先頭で上記の時間

先頭を牽き続けるのは意外ときつかった。

ついつい坂で上げてしまいがちになるが

それを気持ち抑えめにして

その分平坦と下りで踏むようにして

出力を一定にしつつ高アベレージを目指し

自分が先頭を牽く際は坂は4〜4.5倍

平坦と下りは3.5倍を維持するようにした。

個人的には長距離登坂練のつもりだったので

アタックしない代わりに坂で落としきらず

牽き続けたのはまあ御愛嬌( ◜◡◝ )

北野さんから

「それで最後まで持つ?」と聞かれたので

先頭の際はもはや意地でも最後まで

この出力で牽き続けると決めて走った笑

金井君は序盤上げ過ぎて途中から

後ろの方でヒラヒラしているだけになり

途中から北野さんと10分ずつ先頭を牽く形に。

鹿野山福岡口ではペース走ではなく

沖縄を想定して序盤から北野さんが上げる。

これオーバーペースじゃないか

レベルのペースを維持して上っていくが

やはり途中で失速し

「後は頑張れ!」と言い残し消えていった。

北野さんを山岳アシストに使うという

何とも豪華な身分である( ̄▽ ̄)

ここまでハイペースで牽引してもらった分

何としても最後まで垂れずに走りきり

自己ベスト更新してやる、と思い

最後まで踏み切った結果15分半ほど。

福岡口は宝竜寺に比べて斜度が緩い分

距離が長いためタイムはいつも

16〜17分台のイメージがあったため

大幅に更新する結果となった。

これを単独でも出せるようになりたいところ。

その後は天気が怪しいのと

みんな割と脚が削れ始めていたのもあり

宝竜寺はカットして房総スカイラインから

亀山ダムの方を通って飯給の坂にアクセスし

清澄養老ラインからうぐいすラインへ、

のルートに変更。

宝竜寺削った分の獲得標高を

スカイラインと飯給で補っているような

気がしないでもないがまあ気にしない笑

鹿野山を下ってスカイラインに入ったあたり

距離としては丁度90キロくらいの地点で

左内腿、多分縫工筋に攣りの兆候が…😇

攣ったらそこで終わりだと思ったので

多少ガニ股気味にペダリング

膝を外に逃す感じでくるくる回すことで

どうにか事なきを得た。

その後も淡々とローテを繰り返し

北野さんお気に入りの飯給の坂へ。

ここはだいたい5分くらい?の坂らしく

途中からそれなりの斜度が待ち構えている

とのこと。

正直この辺りでもはやつらくなってきていたが

北野さんの一本牽きにしてしまっては

Pの強さに甘えるだけな気がしたので

とりあえず北野さんが牽いたのと

同じ時間だけ意地でもローテを回す笑

もちろん出力は上述の数値を下回らないよう

意識してキープして飯給の坂まで到達。

飯給の坂も北野さんが先頭に立ち

これまたペース走そっちのけで

それなりのハイペースを刻むが

どうやら北野さんもノーダメージではないようで

途中前に出てペースを作ろうか迷う場面が

ちらほら見受けられた。

たた今回のペース走は先頭が合図するまでは

ローテ交代はなしというルールであり

北野さんはまだ先頭を牽くつもりだったので

それなら、と後ろに居残り

趣向を変えてダンシング練。

それなりのパワーを楽に出せるよう意識し

ついでに使う筋肉を変えて攣りを避ける笑

そろそろピークか、といったあたりで

ついに北野さんが踏みやめたので

そのまま前に出てピークを越え

その後もサボらないよう単独で

下り基調の平坦を踏み切ってから2人を待つ。

ほどなくして2人が来たので再スタートし

飯給での様子から2人とも多分割と

脚がギリギリなんじゃないかと思ったので

合流してからうぐいすライン入り口まで

15分ほど漢の一本牽きを敢行。

区間アベは確か35くらい、よく頑張った。

うぐいすラインに戻ればもう勝手知った道であり

ゴールは目前だと思えたのでもうひと頑張りするか

と思った矢先、最初の坂で北野さんが

突如として上げるプレイングに走り始めた😇

まだ残ってたなら先頭交代しとけばよかった…

と思いつつどうにか食らいついていくが

ここでダンシングするための体幹

微塵も残っていないことが発覚

この感触だと北野さんはうぐいすで

どんぱちをするつもりだと思われたので

ついていくのがやっとだと悟られないよう

しれっと上りをこなしていくが内心キツイ。

九十九折手前でローテ交代のサインが出たので

九十九折は自分のペースでこなそう、と思ったが

ここで先ほどの左内腿が再度悲鳴をあげた…

ダンシングでストレッチすることもできず

とりあえずインナーローでしゃかしゃか回し

どうにか乗り切ったが

完全に北野さんに限界を悟られてしまった。

これが仇となり、下り切った後の平坦で

牽引時に容赦ないアタックをお見舞いされ

ここで御臨終となったのであった。

なんとなく察知してはいたので反応はできたが

腰を上げてダンシングで追おうとしたら

やはりブレブレのヘロヘロでアウト😰

しかしシッティングならどうにか走れた上

先頭牽引時に意識して出力をキープしていたおかげで

身体がその出力域に慣れてきていたらしく

先頭牽引時と同じ巡航速度での走行ができたため

這々の体で北野さんを追走し

追いつかないながらもどうにか視界に捉えたまま

潤井戸セブンまで生きて帰ってくることができた🙆‍♂️

うぐいすラインに入ってから金井君の霊圧は

消滅した状態のままだったため

しばらく潤井戸セブンで合流を待ってから

近くにあったインドカレーの店に。

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今日のカレー👳
思えばこれしか写真撮ってない。
休憩はほぼなしで淡々と走っていたし
まあそういうこともあるか笑

失ったカロリーを取り戻すべく
ナンをお代わりして胃袋練をしてから帰宅。
175キロ 2300m↑ Av30.8キロという
なんとも凄まじいライドになったのだった。
実業団のレース対策としては
あんまり役に立たないライドだが
沖縄はそれなりに距離が長いので
タイミングを見つけてこういうライドを
ちょくちょく取り入れていきたい。