ニシはオールラウンダー(仮)

サイクルフリーダムレーシング/TeamGOCHIに所属するニシの(自転車)日記です

12月のお話


ブログ書くのサボってたら

いつの間にか12月も半月が過ぎていた。

光陰矢の如しとはよく言ったものである。

ということで12月をテキトーに振り返っておく。

当初の予定としては12月はオフシーズンにせず

なるべくシーズン中と同じように走るつもりだったが

深刻な金欠のためレースを泣く泣く削り

目前のモチベがない状況で

オフトゥン峠と寒さに勝つのは難易度が高く

また、後述する筋トレとの兼ね合いもあって

あまり乗れていない状態が続いている。

どちらかというと後者に因るところが大きいが

とにかくこのままでは良くないのは明白である。

幸い年末年始の2週間ほど沖縄に帰るため

温暖な気候で乗れる機会を得ることができるので

そこでどうにか乗り込んでおきたいところ。

筋トレとの兼ね合いが課題ではあるが。


もう1つ、12月に入って筋トレを始めた。

目的としてはパワーアップ。

筋肉で全てを解決するライダーになること。

目指せ龍太郎さん😎

こちらは大体週1〜2で通えており

毎回程度の違いはあれど筋肉痛になっているので

今のところ問題はなさそう、と言いたいのだが

体質的に太りやすいタイプであるため

筋トレを始めたら少しずつではあるが

着実に筋肉量が増えると思っていたのに反して

骨格筋率があまり変化しない一方で

体脂肪率の方が順調な成長を見せている…😇

筋肉をつけるにあたって

オーバーカロリーにしなくてはいけないので

それを遵守しているのだがそれにしても

オレのカラダ余剰カロリーを脂肪に

変換しすぎじゃないか??( ◜◡◝ )

そんなこんなで体重は沖縄の時から4キロ増え

現在62キロ手前な状態ではあるが

出力はそこまで増えた感じがせず

12月はじめには鹿野山で拓海くんに

ついていくことすらままならかった…

更に言えば圧倒的に体重差があるはずの

武井さんの後塵を喫してしまったため

体重が増えた分出力も増やさないと

強くなるどころか弱体化する一方である。

幸いなことに筋トレを始めてから

身体の使い方を以前よりも意識しやすくなり

レッグプレスなどではしっかりと臀筋を使えていて

ペダリングにもそれを還元できている感じ。

元々それなりに臀筋は使えるようになっていたが

それをなんとなくではなく意識して

使えるようになっているのは大きい。

一方で上半身の方は背筋や胸筋を使おうとしても

そういった大きな筋肉を使えずに

上腕二頭筋や三頭筋ばかりに負荷がかかり

先に腕が死ぬ、という状況が続いている。

自転車で使っている脚はイメージしやすいのだが

やはり日頃使っていないと目的の筋肉に

刺激を与えるのが難しい。

筋肉量を増やす目的で筋トレをしているが

スキル練としての効果も決して小さくないな

と痛感した。

そして今1番困っていることとして

筋トレと自転車の兼ね合いが挙げられる。

自転車は有酸素運動であるため

乗りすぎるとエネルギーを求めて

自らのきんにくを分解してしまうという

悲しい作用があるらしく

また筋肉痛の段階では休養が第1であり

そんな中で自転車に乗って良いのか…

という難しい問題に現在頭を抱えている。

おそらく自転車も筋トレもまだまだ

そんな難しいことを考えるほどのレベルではなく

両立してやったところでさして問題はなく

どちらのメリットも享受できる気はするのだが

筋肉痛の時に踏んだとして

普段通りパワーを出せる気は皆無であり

それなら練習しない方が回復のためにも

いいのではないかと考えてしまう。

また、筋トレをした日は乗れないため

筋トレ日→休息日→乗る→筋トレ日→以下ループ

といった感じになってしまい

筋トレを週2でやった場合ライドも週2に。

いやほんとこれでいいんだろうか😇笑

筋トレによる目立った効果がまだ見えない現状

2月には開幕戦が始まるという事実を前に

不安が拭えないが続けていくしかない。

幸いなことにたまに実走した感じでは

九十九折や原田の坂をはじめとする

3〜5分ほどの上りに関しては

ガチアタックしたわけではないのでわからないが

そこまで衰えているような気配はないため

筋肉量の増加が無事に進んだ場合

蓄えた脂肪を削り落としたらどうなるか

割と楽しみでもある。



追伸

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どこかで見たような光景である。

そう、毎度お馴染みサイコンの捜索( ◜◡◝ )


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以前山菜採りに出かけて大騒ぎとなった

ニシのサイコンであるが

この前のふりだむ朝練の際

懲りずにまたも山菜採りに出かけて

今回はまさかの逃げ切りを果たされてしまった。

寒い中同行者の方々にも手伝ってもらい

1時間以上探したのだが見つからず

悲しみに暮れながら帰路についた。

九十九折では半田くんとドンパチやって

3分10秒レベルを叩き出しているのだが

悲しいことにログには残らず

気になる出力も分からずじまいとなってしまった。

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やり場のない怒りや悲しみは

とりあえず金井くんにぶつけておいた😎笑



11/26(日) だむ朝練とセオフェス


今日は久々のふりだむ朝練

元から割とやる気満々だったのだが

前日にてんちょと佐野さんから

明日イエサキさん来るからよろしく!

とのお話が笑

イエサキさんはうちのチームで

恐らく1、2を争う地脚の持ち主であり

さらには練習量も凄まじく

日々ローラーでTSS300稼ぐという

意味のわからない生活を送っている方。

普段は遠方に住んでいるので久々に走れる上

強いとあって更にやる気満々に。

ちなみに楽しみ過ぎて

なぜかプレシーズンの実業団レースとして

行われた石川ロードレースで2位になり

E1に上がるという夢を見た笑

2位というあたりやけにリアリティがあって困る😥

ちなみに1位は逃げ切りだった笑


とまあレース関係の夢を見るほどには

やる気に満ち溢れていたのだが

ただ惜しむらくは前日

この知らせを聞いた段階で

既に引っかけてしまっていたという点笑

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案の定起床時体重は1キロちょい増えて

大台の60キロへ笑

ただ最近は体重に関わらず

上りのコンディションが良いので

まあどうにかなるでしょう、

と軽い気持ちで潤井戸へ。

ちなみにお店に集合するつもりだったが

何故かアラームが鳴らなかった。

止めた記憶がないとかではなく

鳴った形跡がないという

まさに摩訶不思議アドベンチャー🤔🤔

今日はレーシングチームから

前述のイエサキさんに加えE1のダイゴさん

そしてヒガシと金井くん

サイクリングチーム恐らく最強の佐々木くん

そしてBMレーシングから鈴木さんがゲスト参戦

とかなりのメンツでワクワクが止まらない。

てんちょはTTバイクのため

その辺を並走する形で早速スタート。

往路は向かい風のため平坦は速度が伸びず

また2段坂に向けてみんな温存モードに。

信号手前の速度が落ち始めるあたりで先頭に出て

信号待ちの後すぐ後ろに下がっていった

某ヒガシのことを僕は忘れない。←


そんなこんなで2段坂到達するも

緩斜面は1人で走るのと変わらない速度域であり

これ急斜面余裕じゃん、と思い

イエサキさんのペースアップに便乗しつつ

ダンシングでもう一段上げにかかると

上り終わりでまさかの独走状態に。

ガチアタックではなくペースアップの延長線上

みたいな感じでの加速のつもりであり

佐々木君とヒガシくらいはついてきてる

と思っていたため計算外。

イエサキさんと比較してパンチ力だけは

自分の方に軍配があがるという自己分析のため

イエサキさんは恐らくアタックを見送って

その後ペース走で追いついてくると予想しており

イエサキさん以外の人を数人釣れれば

そのまま逃げ切れると思ったのだが…笑

待つことも考えたものの

せっかく単独になったのだし

独力での逃げに挑戦しようと思い立ち

上り終わりの平坦も頑張ることに。

しかしながら思った以上に向かい風がしんどい😇😇

結局平坦区間の中ほどで

イエサキさん、ヒガシ、佐々木君に追いつかれる。

この3人から逃げ切れるほど独走力があれば

何だろうとできる気がするので

今回の独走チャレンジはいい経験になった。

その後は特に大きな動きもないまま

淡々と距離を消化していったものの

一度中切れを埋めるためにけっこう踏む羽目に。

脚を削られた状態で最後の緩い坂に突入。

少し前の段階で鈴木さんが合流しており

このメンツでスプリントとなることが濃厚に。

ということで1も2もなくヒガシをマーク。

ヒガシを視野に捉えて番手からの発射を画策するも

ヒガシのロングスパートに付き切れず2着😇

普通にナイスロングスパート、と思いつつ

後ろから眺めていたのだが…

それだけロングスプリントいけるなら

2段坂ついてきてよ、と思ったのは内緒←


原田セブン到着後は房総横断道路経由で

袖ヶ浦サーキットに行きセオフェス観戦。

途中いくつか坂があったような…

という曖昧な記憶に基づき

イエサキさんに暗にドンパチを申し込むべく

前に出たタイミングでペースアップを敢行😎

悲しいかな、残り距離不明とのことで

イエサキさんには見送られてしまったものの

鈴木さんと佐々木君を釣ることに成功✌︎('ω')✌︎

自分からペース上げておいてローテ要求すると

何だか垂れたように見えて嫌だと思い

先頭固定のまま下って上り返しに突入すると

ここで鈴木さんがアタック!

しかしアタック来るだろうなと予想していたので

ダンシングで切り替えて横から捲り返し

そのままペースを落とさずピークまで粘り切る。

幸い?そこに袖ヶ浦サーキットの入り口があったので

これにてドンパチ終了。

気付いたら後ろにいたのはヒガシになっていたが

今日は存在感が控えめ(ヒガシ比)だったので

いたのか!と実は内心驚いた←


セオフェスでは何やかんや観戦というより

知り合いを見つけて駄弁る、という感じで過ごし

いよいよ帰路に。

帰路はお馴染み九十九折や原田の坂といった

しっかり目の坂メインのレイアウトとなっており

実力差が如実に現れるため

今度こそイエサキさんとドンパチだ!!

と意気込んでスタート。

このタイミングで佐々木君同様

サイクリングチームで1、2を争う実力者の

赤峰さんも合流していたため更にやる気が上がる。

しかしイエサキさんはお股におできを

お抱えになってしまったようでドンパチ不参加宣言😭

そして帰路のルートもいつものうぐいすではなく

1本横の平坦基調の道を行くことになったため

期待していた復路のドンパチは出来ず終了。

悲しみに暮れながらも平坦区間は平坦区間なりに

練習をしようと思い下ハン縛りで走っていたが

ここでアクシデント発生。

路面のギャップを通過したタイミングで

振動によりサイコンが山菜を採りに行ってしまった。

道具も持ち主に似てすぐガードレール飛び越えて

山菜探しに行っちゃうから困りものだね( ◜◡◝ )


文字通り草の根をかき分けて探す

必死の捜索活動を行うこと30分、

何とか草むらの中から発見することに成功。

戻って探しにきてくれた方々には

本当に感謝していますありがとうございます。

無事見つかったので上記ののテンションだが

発見出来ていなかったらお通夜ムード間違いなしだった笑


その後は往路の時と正反対の追い風を受けて

しばし擬似的な剛脚体験を楽しみつつ無事帰宅🙆‍♂️

イエサキさんと上りで真っ向勝負できなかったので

自分の実力を試すことができずに終わってしまい

割と不完全燃焼ではあったものの

久々の朝練というだけで楽しかった。

来シーズンからは更にメンツも増えて

楽しくなるであろうことが予想されるが

少なくとも朝練では誰にも負けずに

白レーパン最強として一目置かれるようになりたいところ。

11/24(金) うぐいす


7時過ぎ起床するも結局9時まで布団でゴロゴロ笑

実習が10時からなので

朝乗れる日が続いていたのだが

ここ最近ことごとく二度寝で走れず。

目標レースが遠い状況で極寒の中

早起きして乗る難易度の高さたるや…😇

本当はそんなこと言っている余裕はないのだが。

体重は59.5キロと順調に蓄えつつあるが

元より増量予定のため気にせず。

増えた分が筋肉であることを祈るくらい笑


そんなこんなで今日も

空き時間にローラーかなあ…と思っていたが

思ったよりも実習が早く終わって自由に。

免許の更新ハガキが来ていたので

手続きに行こうかとも思ったが

いい感じに晴れていたので後回しに笑

晴れていると優先順位が狂うのは

もはや習性になりつつある、困ったものだ。

というわけで早速うぐいすラインに。

当初は原田セブンまで行って帰ってくるだけの

単純な往復コースを考えていたのだが

ゴチのタツロウから教えてもらったメニューを

久しくやってないことを思い出し

2段坂麓の緩斜面でまずはメニュー。

内容としては30秒頑張る4分休むを何本か。

久々にやったので最後の方は30秒保たなかった😇

そして途中で腰に痛みが…

この腰の痛みは沖縄の時に突然痛み始めた

原因不明の腰痛だったのだが

最近なりを潜めていたので忘れかけていた。

困った反面スプリント時に腰の筋肉も

使えていることがわかって複雑な気分に笑

症状的にはヘルニアではなく

筋肉的なものみたいなので

入念にストレッチしておかねば…


メニュー終了後はしんど過ぎて

もう帰ろうかと半ば真剣に考えたが

本格的に帰りたくなる前にあえて

九十九折を下り切るプレイング

こうすればすぐに帰路についたとしても

九十九折は上らないといけなくなるのだ😎

我ながら頭が良く回る_:(´ཀ`」 ∠):

そうこうして自分を後に引けぬ状況にしたことで

なんとか原田セブンまで到達。

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沖縄のゼッケン付けっ放し奴


しばらくセブンで屍の真似事をしてから復路へ。

復路の坂は最近割と楽しめるようになったので

ここぞとばかりに踏む。そして踏む。

復路1発目、原田の坂を5倍ちょいでクリア

まだ余裕があったので九十九折も

5倍オーバーを目標に入り口の緩斜面から飛ばす

急斜面を踏む余力を残した上で

緩斜面で5倍キープできていたので

自己ベスト更新も見えてきて更にやる気満々に。

多分これまでで1番垂れずに最後まで回し切り

手元計測でも悪くない感触を得た次の瞬間

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ガーミンがフリーズ😇

どんな剛脚だよ!!って感じのデータを表示しつつ

僕の九十九折のログを綺麗に消し去りやがった😇

ログが全部消えなかっただけ良かったが

悲しみに暮れながらの帰宅となったのだった…


しかしながら今回のライドでは

終始好感触で走れたので結果オーライ🙆‍♂️

沖縄前に練習量を減らしたツケが

いつ回ってきてもおかしくないはずな上に

体重も増やしているので上りは遅くなるはずが

依然として好感触のまま走れているのは不思議だが

コンディション調整が上手くいったとか以前に

10月の乗り込みでワンランク強くなった可能性が。

そうだとしたら嬉しいのだが…

とりあえず去年までのように

オフシーズンに弱体化するという流れは避けて

この状態から更に実力を積み上げていきたいところ。

来シーズンは今シーズン以上に

勉強との両立が求められてくるだろうし

今シーズンほど乗れない可能性もあるので

オフシーズンを大事に過ごしていきたい。


11/13〜11/22 週報的な

 

溜めこむ前に週報、これ大事。

厳密には週報ではなく沖縄後から現在までの

トレーニング記録みたいなものだが

11/13〜11/16までは沖縄のダメージが抜けておらず

バイト先までの移動でしか乗っていないので割愛。

 

11/17(金) うぐいすライン

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この日は実習が14時半頃に終わり

日没まで少し時間があったので久々にうぐいすラインへ。

恐らく11/5ぶりである、なんと久々であることであろうか(ニシ比)

ちなみに日の入りは16時半頃。

もう完全に冬だなあ…なんてことを考えながら出発。

オフシーズンということで九十九折リピートはせず

終点の原田セブンまで行って折り返すという

単独走ではいつぶりかわからないくらい久々のルート選択

平坦では姿勢を低くして空気抵抗を小さくし

その状態で走ることに慣れるよう走行し坂へ。

坂ではそこまでがっつりは踏まずに

全体通して出力の変化が少なくなるようにする

つもり…

だったが…

まあ気づいたら踏んでいたよね笑

沖縄に向けてコンディション調整しただけあって

相変わらず出力はいい感じなのだが

気温が低いからか各セクションでのタイムは出ず。

シーズン中だったら発狂していたかもしれないが

幸いしばらくレースはないので痛くも痒くもない🤗

姿勢を下げてのTTポジション巡航は好感触

冬場の練習でははなるべく

低出力で楽に速くを目指していきたい。

ちなみに余談ではあるが復路でイノシシの成獣と遭遇した

目の前を走って茂みに飛び込んで行ったので事なきを得たが

でかすぎでしょう…😱

 

11/18(土) ローラー2部練

この日は雨予報のため遅めの起床

しかしどうやら朝なら降られずに乗れたらしく

悔しさをローラー2部練という形で体現。

単純に雨の休日ですることなかったからだけども。

というわけでまずは午前中の部

久々に3本ローラーでペダリング練をば。

高負荷は午後の部にとっておき

こちらは負荷なしでとりあえず30分ほど

綺麗に回すことを意識してパワーではなく

ベクトルとにらめっこ。

多分練習中にベクトル見るの初めて、新鮮笑

高岡さんのブログを見ると出力はそこまで

常人離れしているという感じはせず

しかしあそこまでの速さを体現しているのは

恐らく走りに無駄が少ないのだと思う。

冬の間はもちろんパワー増加にも取り組むが

それと並行して省エネで速く走れるように

スキル的な面の練習もしていきたい所存。

そんでもって午後の部は固定ローラー

こちらはパワーとにらめっこして1時間ちょい。

メニューとしてはメディオ15分を3セット。

ローラーでもわかるくらいコンディションが良く

いつもより少し高い出力域で練習できた。

 

11/19(日) 大磯ヒルクライムとTTT

この日は大磯クリテの日。

しかしなんということだろう!

ニシはクリテのエントリーを逃してしまっていたのでした😇

締切日が沖縄の日だったのが悪い←

そんなわけでTTTのみの参戦であったのだが

せっかく大磯まで行ってコースを2周は流石にない

ということで久々にヤビツアタックを画策

コンディションが落ちる前に一度

ベストタイムに挑戦しておきたかった

というのが動機の一つにもあったがそれ以上に

神奈川といえば我らがTeam GOCHIの本拠地であり

チームの強いくらいまぁ達に引きずられたかった

というのも大きなウェイトを占めていた。

そのくらいまぁ班は大磯クリテのミディアムに出場。

本当にお山の民か??というほどしっかりと走れていた。

まあ位置取りや戦略など課題も多かったけど

何事も最初からできる人はほとんどいないわけだし

経験って大事だと思いながら応援していた。

そしてレース終わりのくらいまぁ班及び

観戦していた他のごちメンバーに早速ヤビを持ちかける。

が。

みんな乗り気じゃなかったので代替案として湘南平を提案笑

ヤビツの方が緩くもきつくも走れたのだが

距離的な問題もあったのでまあ仕方ない😂

湘南平は1.5kmで平均10%近くあり、中でも

コース中盤に現れる激坂ストレート、通称パンダストレートは

しばしば阿鼻叫喚の地獄へと変貌することで有名である

応援にきたエースくらいまぁの長老に

なるべく長く食らいつくことを目標にスタート。

…15秒しか持たなかった笑

異次元すぎた笑

パンダストレートの手前まではついて行ったものの

そこから徐々に離され始め

直後に同じく千葉から参加の拓海くんも離されていく。

その後は黄金のタレをかましつつも

後ろから近づいてくるヒガシにだけ注意して3着

あとでログを見ると3月にアタックした時より

タイムは縮んでいた上に3分の出力を更新しており

ここ最近と同様に調子は悪くない感じだったが

それでも全くついていけなかった。

長老ナニモンだよ(褒めてる)

とまあこうして少々高強度すぎるアップをしてから

いよいよ一応本日のメインイベントであるTTT

トレインを組んでの練習は全くしていなかったため

グダグダな感じになったもののなんとか2位/4チーム中🎉

メンバーも大勢集まり応援にレースにおしゃべりと

かなり楽しい1日となったと同時にモチベを刺激された。

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いつかこのメンバーで各大会の優勝を総ナメしたい

 

11/20(月) ローラー

今回もメディオ。15分を2セット

徐々に本数や時間を伸ばしていきたいが

メディオ1時間とかやる気になる気がしない←

メディオ後は使う筋肉を意識しつつ

筋トレの一助になれば、と思いSFR

SFRとは自転車の上で行う筋トレみたいなもので

簡単に言うと重いギアをゆっくり回して

筋肉をひたすら虐げる、的なメニュー(盛った)

ローラーの負荷を最高にしてケイデンス45〜50ほどで

3分頑張るのを2回。当たり前だが重かった笑


11/21(火) ローラー2部練

今実習で回っている診療科では

実習の空き時間が多いのにかこつけて

ストイックに家に帰り

ハムスターと化す計画を実行中。

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イメージ図。

あ、これよく見たら猫だ。


そんなわけでこの日も午前中に3本ローラー

負荷をかけずにだいたい45分ほど

ケイデンスを変えつつくるくる回して

スムーズなペダリングを意識。

ローラー午後の部はお待ちかね

負荷をかけての固定ローラー。

まずはメディオ10分を2セットこなして

前述のSFRを3分3セット。

SFRは1本何分で出力域どのくらいでやる

といった詳しい設定は知らないので

なんとなく負荷最高にして

ケイデンス45〜50で回せるギア比にしつつ

インターバルといえば3分でしょう!

ということで3分の設定にしてある笑

3分を制する者はレースを制する、

とはニシの言。つまりただの持論😎

その後は30秒頑張る30秒レストを

8本やっておしまいにした。

しかし前回の2部練もそうだったのだが

3本ローラーのおかげなのか

午後の固定ローラーでのログを見ると

同じメニューでもペダリング効率が

以前より良くなっているらしい

上手く実走に繋げられればいいなあ。


そういえばこの日は

ついでに筋トレもこなしておいた。

ジムに行ってもよかったのだが

恐らく現時点の筋力的には器具を使わずとも

自重で十分負荷をかけられると踏んで

家で正しいフォームとターゲットの筋肉を意識し

とりあえずスクワットとランジ、腕立て。

下半身の筋トレの方は地味に負荷が足りず

リュックに2リットルペットボトルを2〜3本入れ

動作をゆっくりにしてやっておいた。

ダンベルと懸垂欲しいと痛感した日だった。

既に自転車とローラーがある状態で

これ以上居住スペースを狭めるわけにはいかないので

結局のところ 購入はナシだが😇


11/22(水) ローラー

今日も今日とてローラー。理由は寒いから。

ちなみに毎度お馴染み拓海くんをはじめ

何人かのメンバーで朝練の話が

何度か持ち上がっているものの

全てオフトゥン峠を前にして

なかったことになっている笑

今日は暖房のタイマーをセットすることで

早朝に起きてオフトゥン峠あわやクリア

というところまではいったものの

睡魔のアシストを受けたオフトゥン峠の

渾身のアタックに屈してしまった。

というわけで実習終わって夕方からローラー

今日は趣向を変えてインターバル練に。

オフシーズンなのでインターバルは

取り入れなくともいいとは思っているが

ずっとメディオじゃ面白くないので

息抜き的な感じで採用。

強度は息抜きとは程遠いけど。

メディオじゃ面白くないと言いつつ

とりあえず最初にメディオ15分を1本やって

身体を負荷に慣らしてからの3分5本。

3分を制する者はry←

久々のインターバルはめちゃくちゃ辛かったが

沖縄に向けたコンディション調整のおかげで

意外と踏み続けることができた。

思ったのだがずっと練習漬けにするのではなく

沖縄の週のように意図的に練習量を減らし

出力やら調子の波を上向きにしてから

再度強度の高い練習をぶち込めば

いつも以上に強度を上げられて

徐々に強くなっていけるんじゃないかと。

冬場は質も量も積みたいのでやるかは不明だが

シーズンインしてからは試してみようかな。

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沖縄の主要地点通過順位が載せられた。

かなり前目でクリアしたのは認識していたが

与那の上りを6番手で通過していたらしい。

実際にリザルトとして見ると

去年や一昨年と比べて自分の力が

着実に伸びてきているのを実感できて嬉しい。

そして安部、スプリントポイントの地点。

わかってはいたが1番手通過を

いざリザルトという形で見ると上がる😻

本当は最終リザルトで1番上に載りたかったが

それは来年以降にお預けですね( ◜◡◝ )

そしてこのリザルトのおかげで

安部地点におけるタイム差も

知ることができたのだが

25秒と思ったよりも開いていなかった。

やはり少し抜け出すのが早かったかもしれない。

来年以降は同じ展開からでも

逃げ切りを決められるようになりたいところ。


 

今シーズンの振り返りと来シーズンの目標


シーズン最終レースにして

本命レースとして位置付けていた

ツールドおきなわが無事?終わり

オフシーズンに突入。

オフトレ(お太れとも言う)が捗り

レース前から1キロちょい蓄えてしまった。

オフシーズン順調な滑り出しである😎←

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さて、既にシーズンという文字列が

ゲシュタルト崩壊しつつあるのは置いておいて

ここで今シーズンの振り返りをしつつ

来シーズンの目標でも設定しながら

その目標を達成するための

オフシーズンの過ごし方を考えようと思う。


今シーズンの目標は大きく分けて2つ

ズバリE1昇格と沖縄優勝である。

まず1つ目について。

今季から実業団に登録したが

トップクラスの選手達と渡り合うためには

ポイントではなく3位以内に食い込み

昇格を果たす必要があると考えられ

店長からもそのオーダーを受けていた。

しかし冬場の寒さの中乗るのがどうしてもできず

乗り込み量が減ってしまった結果

春先の宇都宮2連戦や群馬2daysなど

狙えたはずのレースで着順に絡めず

乗り込み量を増やしてコンスタントに

トレーニングを積むようになってから

ようやく7月のレースでE2昇格を果たした。

ただその後もゴール争いまでは残るも

埋もれてしまい集団ゴール、という形が多く

結果として着順でのE1は果たせなかった。


次に2つ目。

こちらはレース活動を始めるきっかけとなった

思い入れの強いレースであり

今年で4回目の出場(全て100キロの部)、

さらには秋にあることもあって

夏〜秋の乗り込みとコンディション調整に関しては

ある程度ノウハウや過ごし方を把握しつつあり

初めて先頭集団で羽地を越え

ゴールスプリントに参加することができた

結果として優勝は逃してしまったものの

思い入れのあるレースでここまで来られたことで

悔しさも大分あるものの満足もしている。


ということでどちらも掲げた目標まで

あと1歩まで迫れた(と思っている)ものの

達成はできないままシーズンオフとなった。

しかし今シーズンは総じて大きく実力を伸ばし

ゴール争いをできるレースも増えている。

ただそこから勝ち切る能力がまだ足りず

結果として集団のモブその1みたいになっている。

それを踏まえて来シーズンの目標としては

・勝ち筋を増やし勝率を上げる、というかまず1勝

・格上のレースにも参加し対等に渡り合えるようになる


といった感じ。

具体的には1つ目に関しては

集団でスプリントしていることがほとんどで

そこでの駆け引きやスプリント力に課題があって

現状の戦績となっていると考えられるため

まずはパワーやフォームを改善して

スプリント力を磨いていき

冬場のレースでは苦手としている

集団スプリントを多く経験し

位置取りやタイミングなどの技術も磨こうと思う。

それとともに集団スプリント以外の勝ち筋

例えば逃げ切りを決める独走力であったり

アタック力を磨いて集団を崩壊させ

小集団での勝負に持ち込む能力なども

磨いていきレースで活かせるようにしたい。

また、沖縄で痛感したことであるが

最後のスプリントに向けて脚を残せるよう

ここぞという場所以外で無駄な力を使わず済むよう

展開や集団内での脚力差を読んで

上手く立ち回る能力も身につけなくては、と思う。


2つ目に関してはE1で着順に絡むにあたっては

確実に避けて通れない道であり

そのため背伸びしてでも上のカテゴリに出て

強度や展開、技術などそこでしか得られないものを

貪欲に吸収していきたいと考えている。


次に目標レースであるが

今年までの沖縄の100キロのように大本命は作らず

複数レースを本命にしつつ優先度別に

コンディショニングや練習メニューを考えいきたい

今のところ考えているのは

・実業団開幕戦の沖縄(優先度:☆☆☆)

来シーズンのクラスタが決まっていないものの

地元レースであり是非とも勝ちを狙いたい

ちなみにE1でのレースとなった場合

開幕戦のため勝つと黄色いジャージがry


・春の茂木 4hソロ(優先度:☆☆)

店長からのオーダーで実業団メンバーで

将来的にE1で優勝争いをする以上は

以前茂木でリザルトを残している風間さんや

佐野千尋さんと同等のリザルトを

残せるようにならないといけないということで。

個人的には絞られた集団の中にヒガシと生き残り

スプリントに向けてチームプレーをしたい。


ニセコクラシック(優先度:☆☆)

沖縄と同様のアップダウンに富んだ

公道を封鎖してのラインレースであり

後述する沖縄に向けて長距離のレースで

高岡さんはじめ210キロに出るような

大怪獣たちの脅威を体感しておきたい←

というか単純に楽しそうで気になっている。

ただ金銭的及び学業面で余裕があれば、

という条件つきだが。


・実業団石川ロード(優先度:☆☆☆)

今年の実業団レースで1〜2を争う楽しさであり

早くも本命の1つにしようと決めたレース

この頃までにはE1で走っている(つもり)ので

恐らくニセコクラシックと合わせて

7月にピークを持ってこなくてはいけないと思われる


秩父宮杯(優先度:☆)

これまたロードレースとして非常に楽しいもので

今年はエントリーを逃したものの

来年はチームで出場して勝ちを狙いに行きたい。


ツールドおきなわ210キロ(優先度:☆☆☆)

今年で100キロは卒業しようと考えていて

それに伴い140キロか210キロかで迷ったものの

一度210キロを経験してみたいと思ったので。

出るからには完走ではなく勝負をしにいきたい

そのために必要な努力は並大抵ではないが

フルタイムワーカーの皆さんがあれだけ

結果を残しているのだから

学業と両立させつつ練習を積むくらいは

やってのけなくてはならない笑


学業との両立以上に財政的な面で

不安の残るスケジュールだが

まあどうにかするしかない。笑


とにかくこれらの目標は正直なところ

ハードルの高さが尋常ではないため

今回のオフシーズンに関しては

寒いだの眠いだの言っている余裕はない。

ということで全ての基礎となるFTPを上げつつ

筋トレをして体重が多少増えてでも筋肉量を増やし

短時間の出力を磨いていきたいと思う。


聞いてるか1ヶ月後のニシ君よ( ◜◡◝ )

ちゃんとローラー回すんだぞ( ◜◡◝ )



レース後のお話とレースの振り返り


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おきなわに向けて9月頃から

禁酒+厳密なカロリーと栄養管理をしていたが

何はともあれ沖縄終わったことで解禁

写真はレース後会場で早速購入したオリオンビール

久々に麦とアルコールの味を堪能した🙆‍♂️

その後は最終便で帰るという谷さんを送ってから

実家でヒガシを交えて即席の宴を開宴🍻

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一家揃って酒飲みなニシ家に

これまた酒飲みなヒガシが加わるわけで

気付いたらビール6缶と日本酒が3瓶空いていた笑

翌日は最終便で帰るので

それまでの滞在時間を無駄にしないためにも

このあたりで切り上げたものの…


まあ案の定二日酔いになったよね( ◜◡◝ )

ヒガシの自転車は機材破損で乗れないため

その辺をサイクリングすることはできず

さらには曇りで海やら景色の良いところも

行ったところで…という感じな中

唯一の選択肢といっても良かった

食い倒れツアーまでもこれで黄色信号に笑

それでもとりあえず壺屋のやちむん通りや

牧志公設市場、北谷のアメリカンビレッジなど

沖縄っぽいところを案内して回れた。

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二日酔いに呻きながらも沖縄そばを食べる2人

表情が全てを物語っている


その後は空港で個人的には恒例の

出発前A &Wでシメてちばっく✈️


そんなこんなで濃密な沖縄遠征(兼帰省)となった

滞在していた4日間はいつものことながら

両親に本当にお世話になった。

会場や空港までの送迎や宿の手配に食事

さらには友人を連れて行くことを快く了承し

滞在期間を楽しく過ごせるよう

あれこれ気を回してくれた。

本当に頭が上がらない…いつもありがとうございます🙇

そのうち一端の社会人になったら

美味い酒を浴びるほど飲ませてやりたい←



さて、ここからは数日経って

当時の興奮や感情が多分に混ざった視点とは

また違った視点からレースを振り返ってみようと思う


レポートで一部始終を書いたので

詳しくはそっちを参照であるが

大まかな展開としては一度逃げを打ったものの

最後の勝負所である羽地の麓で捕まり

そこからは先頭集団でゴール前まで行き

スプリント開始と共に脚が攣り終了

という感じ

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正式なリザルトが出たが最後のスプリントだけで

10秒ほども差がついてしまっている笑

これじゃ知らない人が見たら途中で千切れて

ギリギリ先頭集団に届かなかった人

みたいに見えてしまうじゃないか←

まあ勝てなかった時点でどういう扱いだろうが

同じようなものだしいいか笑


話を元に戻してレースの話。

負荷としては正直どこも死にそうなくらい

キツイというところはなかった

出力的には前評判とは異なり

どこの上りも6倍までは到達しておらず

下手すると5倍も到達していなさそうな感じ

まあ自分のパワーメーターは

どうやら数値が低く出る傾向があるらしいので

この辺はなんとも言えないところ

ということで負荷に関しては自分が強くなったのか

ペース上げる人達がいなかったのかのどちらかだが

前者と後者の割合は恐らく3:7か4:6

自分のコンディションは完璧に近く

体重は軽くなったのに対し

出力は更新していたため前者もあるとは思うが

数日経って自分より上位ランカー数人の

レポートを拝見させていただいたところ

どうやら自分同様キツイと感じた人は

そこまで多くなかった模様。

上りでちょくちょく飛び出してしまったのは

どうやらついてこられなかったのではなく

半ば放置に近いものだったのだろう。



思いっきりナメられてたみたいで悲しい😭

まあ今の段階では無名も良いところだし

当然ではあるが笑

上げられないのではなく上げていない

ということをレース中に気付けていれば

もっと集団内で温存しておくという

選択肢を選ぶこともできたのだろう。

逃げも恐らく泳がされたという形に近いかもしれない

2人ではなく5〜6人でいけば確実に決まったとは思うが

恐らく他の人達は要注意人物である武井さんを

1人、もしくはなるべく少人数で逃げさせて

脚を使わせる方針だったのだろう。

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シクロワイヤードより。

武井さんが何度かアタックしていたうちの1発で

自分含めて数人が気付いて「またか…笑」

と苦笑しているところである。

この時点で既にみんな多分

泳がせる気満々だったんだろうなあ…

そう考えるとまんまとその策略に巻き込まれ

貯めに貯めていた脚を自ら削ってしまった

あの逃げは結果的には失策だったのかもしれない

まあ結果から見ればそうだった、というだけで

レース中にあれこれ考えてその決断をした

そのプロセスに関しては我ながら評価こそすれ

失敗だったとは思ってはいないが。

ただ思えば当日は曇りで気温は低く

例年通りの焼けつくような日光もなく

そのため暑さで消えていく人達が残っていて

人数がいつも以上に多かった

ということにもっと目を向けるべきだったとは思う

あの人数であれば最終的に

集団スプリントになる確率も低くはないわけで

そうなると集団内で最後まで脚を貯めて

スプリントに備えても良かったのかもしれない

その場合生き残った集団のメンバー各々の

スプリント力に関しては情報が少なさ過ぎるので

ゴール前で自分よりスプリントある人が

実は数人いました、なんてことになり兼ねないので

これもこれで正解の選択肢だったとは言えないが。


まああれこれ考えてみたが結局どれも

確実な正解の選択肢とは断言できなかった

これがレースの面白いところだと思う一方で

どう転んでも勝ち筋が残っていて

勝率が高い人達もいるというのも確かであり

今回に関しては逃げを決め切る独走力や

攣らずにスプリントできるだけの筋持久力を養う

もしくは攣らないための走りができる

という自らの実力やスキルによって解決できた

勝ちパターンも確かに存在していたと思う。

つまるところ展開で負けたというのもあるが

自分の実力もまだ勝ちをもぎ取るには

完璧というわけではないのだろう。

精進あるのみである😎


にしても最後のスプリントで

もし自分が攣らずにスプリントできていたら

結果がどうなっていたのか

勝負できていたのか通用しなかったのか

それだけが気になって夜も眠れない(言い過ぎ)

たらればは考えてもキリがないが

考えて過ごすのも中々楽しいものだ笑



ツールドおきなわ 市民レース100キロ


レース当日。

5時前に起床、夢も見ずにぐっすり眠れた感じ。

朝食を食べてから車でスタート地点の奥に向かい6時に到着。

レーススタートは10時前後であり

それまで時間があったのだが早めにトイレに行き

結果として大幅な軽量化に成功😎

支度をしてから奥の上りを走ってアップ

極力筋肉を使い過ぎないように軽めのギアで回し

最後に少しだけ踏んでおしまいにした。

調子が良かったのだが踏むのは本番までの我慢♡

戻ってきたら既に整列の場所取りが始まっていたが

昨年も出たおかげでシード権を獲得していたので

合法的に前の方に入らせていただく。

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ありがとう去年のオレ( ̄▽ ̄)

にしても整列すると流石に緊張してるようで

笑顔が不自然な感じ笑


しばらくして市民210キロの集団が通過すると

ついに今シーズンの大本命レースである

ツールド沖縄市民100キロがスタートとなった


スタート直後はローリングであり速度が緩いので

回せるように最初からインナーでスタートし

筋肉への負荷を最小限にとどめて走る。

先ほど通過した210キロのグルペットがいたことで

残念ながらローリング解除後もペースが緩く

通常奥の上りで勝手にセレクションがかかるはずが

今年は少し集団の人数が多かったように思う。

せっかくなので集団の中に潜り込み

極限まで脚を溜めることに徹した。

ヒガシは上り終わり手前で4〜5番手まで上がってきて

先頭付近をヒラヒラしていた。

谷さんの姿は確認できないものの

これくらいのペースで遅れるほどヤワじゃないので

自分の走りに専念してダウンヒル開始。

上り返しまでに10番手付近にいたヒガシと

同じくらいの位置まで上がってきたが

上り返しで早速武井さんが様子見アタック( ◜◡◝ )

うわ出たよ、と思いつつも追走のペースアップやら

ブリッジの動きやらに対応できるように10〜15番手を維持

そこですぐ隣を走っていた選手が前走者の後輪に

数回ハスって思いっきり落車:;(∩´﹏`∩);:

一部始終を間近で見ていたので間一髪で避けたが

発生位置がかなり前の位置であり

速度も40〜50キロほど出ていたために

大量の選手がそれに突っ込み足止め状態に。

無事に落車を回避できた人は20人ほどしかおらず

更にこの中にヒガシと谷さんの姿が見当たらない

不安で仕方がなかったものの後ろを気にし過ぎると

今度は自分が落車の原因になりかねないので自重

同じように後ろを気にしたがる選手が大半だったので

とりあえずお互いに声掛けを徹底し安全走行を促す

流石にここでペースアップをするといった

非紳士的な展開にはならないまま

生き残りの集団は40キロ前後で平坦区間を走行

落車で足止めを食らった人の数の方が多かったので

恐らく脚を使ってでもそれなりの人数が

追いついてくるだろうと思い

何も気にしないことにして集団内で脚を温存

意識して補給を摂りつつ与那に備える時間が続いた。

途中でいつの間にか武井さんを吸収し、いよいよ与那へ。

与那の上りに差し掛かる左折も声掛け徹底

安全にクリアし、ついにコース最大の上りで

20分弱の我慢大会がスタートした_(:3 」∠)_

これまでのリザルトを見た感じ

ここの通過順位がリザルトにほぼ直結しており

それ故に集団内での自らのカーストを見極める

残酷だがいい機会となる区間である笑

去年は先頭集団のケツに小指を引っ掛ける形で

どうにかクリアしたこの上りであるが

果たして今回はどうだ…???




…あれ??

…思ったよりキツくないぞ??

これはオレが強くなったのか??

それともペースが緩いのか??

と思わず自問自答するほど余裕を持って

集団の前方で上ることができた。

先ほどの問いに関しては答えは謎だが

ラップとってあるし上り切ればわかることだ

と思いとにかく脚を温存することに努める。

するとここでも後方で落車の音( ◜◡◝ )

何故上りで落車するのか( ◜◡◝ )

みんなちょっと落ち着きなさ過ぎでは??

と思った矢先、同様のことを思ったらしい宿谷さんが

上り始めから1/3ほどの地点でアタックを敢行。

前回の記事でも書いたがヒルクライムにおいては

まず敵うはずがないので当然見送る。

周りの人達も皆同じことを考えていたようで

口々に「行かせとけ!」やら「追わなくていいよ!」

と逃げを容認する発言が飛び交う

その方が好都合だったため同調し

淡々とKOMまでの距離を消化していたが

ここで大事件発生。

これまた隣を走っていた選手(さっきとは別の)が

今度は何を思ったか急接近してきて

ハンドルをこちらのハンドルに差し込んできた…!?

え?いやいややめてください😇と思い

向こうも焦ったようだが時既に遅し、

バランスを崩した横の選手に巻き込まれる形で

痛恨の落車をしてしまった。

流石にイラっときたので明確に何を言ったかは

記憶にないものの結構文句を言いつつ手早くバイクを確認

チェーン落ちのみでメカトラや破損はなく

身体も幸い擦過傷のみだったのですぐに再出発。

ただ先頭集団は完全に次回から消えてしまい

正直この時点でレース終了を覚悟したものの

とりあえず全力で追走すること4〜5分ほど。

遅れてくる選手達を猛烈な勢いでパスし

気分はさながら弱ペダ小野田くん、

そんなタイミングでついに

遅れてくる選手達の向こうに

どうやら先頭集団らしき塊が見えた!!!

安堵のあまり脚を緩めそうになったが

集団の中に入るまで油断は禁物、と自らを戒め

潜り込めるまで踏み続けてどうにか先頭に復帰🎉

今回のニシよくやったポイントその1である。

いやほんとに。これだけは自分で自分を褒めまくった。

復帰後は集団内で一休みしてから

KOM通過までに先頭付近に出て

前から3番手ほどでダウンヒルを開始。

去年のレースまでは与那の上りは

引きずり回される側の人間であり

下り終わりまでにどうにか先頭に復帰する

という形で走っていたので自らの成長に目を見張った。

ただタイムは手元に計測で19分20秒ほどであり

集団のタイムが去年より遅いことが判明

これでもし昨年のように18分で上られていたら

どうなったかわかったものではなかった😌

ダウンヒルはかなり安全マージンをとり

番手を下げてでも安全第一で下り

補給所の上り返しで番手を回復

その後のダウンヒルも同様にして下り

集団の最後尾付近まで番手を下げたものの

下り終わりの平坦で中ほどまで戻し

次の我慢大会開催地となっている学校坂へ。

今回の我慢時間は6分弱。

ただこれまたスルスルと上れちゃう😍

しかしここで調子に乗って自らペースを上げると

後々に響いてくるだろうと考えて他人のペースに任せ

集団内でぬくぬくしながら上る。

するとここでまたもや武井さんのアタック( ◜◡◝ )

210キロではここも勝負所の1つとなっているので

210キロで戦ってきた武井さん的には

セオリー通りの戦略なのであろう。

ちなみに210キロではここを100キロの集団より

1分近く早く上るらしい、異次元の世界🤔🤔🤔

さて、武井さんのアタックに対し

どうしたものかと迷っていたが前方の数人が反応

集団と1〜2秒の差が開いた感じに。

一瞬で差が大きく開くようならブリッジも考えたが

幸か不幸かそういう感じではなかったので

これは決まらないだろうと思い

マイペースで上りほどなくして吸収。

このささやかな駆け引きで集団は少し絞れたみたい

結果オーライ🙆‍♂️

ここから宿谷さんを捕まえるべく

武井さん主導でローテが回り始めたものの

これでもかと言うほどローテが回らず

高江のアップダウン区間はサイクリングレベルの強度に…

前の方ではサイタマサイクルプロジェクトの

1502番と武井さんが積極的に動いており

個人的にも宿谷さんを羽地までに捕まえないと

レースが終わってしまうと思ったので

脚を使い過ぎない程度にローテに加わり

どうにかこうにか差を詰めにかかる。

本当は追走に脚を使うくらいなら逃げた方が

自分にとってプラスの脚の使い方なのだが

宿谷さんの登坂ペースについていった場合

追走ローテに加わるのとは比べ物にならないくらい

脚の消耗が著しいと思われるので

この場合としては一緒に逃げず

追走を選択して正解だったと思う🙆‍♂️

それにしても落車の頻発や上りのペース

ローテの回らなさ加減など今年の100キロは

去年と比較すると少しレベルが低かったように感じた。

そんなこんなで少し気が立っていたので

フラつく人やローテに加わらない人達を

煽るような発言を数回…笑

反省してる、ほんの少しだけ←

ちなみに僕自身ローテに加わりつつも

全力では踏んでいないので

ドングリの背比べに近いのは内緒( ̄▽ ̄)


ともかく、ローテに加わってくれる6〜7人で

どうにか回して進み慶佐次の上りへ。

慶佐次の上りは2分上り1分下り3分上りの計6分ほどで

アウターで行けちゃうくらいの斜度の区間

これまでの様子から上りでは自分でペースを作っても

デメリットよりメリットの方が大きいと判断し

慶佐次の上りの1段階目でほんの少しだけ上げてみる

上り終わりでローテを要求し後ろに下がると

ついてきているのはさっきの1502番だけであり

その後ろは少し開いて集団、という形だったので

2人でローテし2段階目に突入。

ここには補給所があるため少しペースが上がるが

難なく前方に位置して水入りのボトルをもらい

一気に2/3ほど飲んでボトル捨て場に投げる。

今回の沖縄は曇りで気温も高くなく

水の消費は少なかったのでこれで十分。

そのまま10番手くらいで下り

平坦も同様にローテを回して次の上り

去年千切れた鬼門である有銘の上りへ。

ちなみに去年はここに到達した段階で

既に2回ほど足攣りの兆候があったのだが

今回はまだ1度もないしまだ余裕がある。

ということでこの辺りから集団に対して

少しずつ攻撃を仕掛けてみようと思い

集団の先頭に立ち自分のペースでの上りに持ち込む

途中バイクに宿谷さんとのタイム差を聞くと

なんと15秒とのこと、すぐ目の前にいる!

周りにタイム差を伝えつつ自分のペースで上り

ついに宿谷さんをキャッチ。

上りで宿谷さんを捕まえた時点で

宿谷さんは攣ったか脚がなくなったかで

戦線離脱するだろうとほぼ確信

優勝に向けて要注意人物が1人消えた!

一時はどうなることかと思った…😇

去年はここでペースアップがあったので

宿谷さんを吸収したということもあり

誰かしらの動きがないか警戒しつつ上り切る。

下りはいつも通り番手を下げながらも

下げ過ぎないようにある程度はペダルを回し

7〜8番手ほどで次の上りへ。

ここは有銘の上りとセットになっているが

個人的には嘉陽の上りと呼んで

別の上りとして認識している。

ちなみに有銘が4分で嘉陽が3分ほど上るので

この連チャンは脚がないと中々キツい(体験談)

ただ今回のニシはまだまだ脚があるんですなあ😎😎

ということで上り始めたのだが

ここでしばらく鳴りを潜めていたもう1人の要注意人物

武井亨介さんが逃げ仲間を誘うかのようなアタック

様子を伺うが誰も反応する人はおらず

追わないのか追えないのかわからなかったが

脚は残っていたのでここで意を決してブリッジ!

ここの次は安部の上りというささやかな上りがあり

その次に最後の難関である羽地を残すのみ

さらにはあの武井さんとの逃げであり

対する集団はローテが回らない傾向にあるので

2人でも逃げ切りの可能性があると考えての判断である

しばらくダンシングで強めに踏んで武井さんに合流

ここで後ろを振り返ると誰もついてきておらず

集団とは10〜15秒ほどのギャップが生まれた。

そのまま上り切る前に差を広げようと思ったが

武井さんから「ペースでいいよ!」と言われ

それなら、とマイペースに移行

タイム差を保ったまま下りに突入した。

下りでは武井さんがペースを作ってくださり

さらには流石の上手さで綺麗に下っていく。

というか上手過ぎて離されました( ◜◡◝ )

ただ離されるだろうことはわかっていたので

連続するコーナーが終わってからしっかりと踏み始め

下り終わりの平坦でドッキング

後ろに集団は見えずここでなんと

完全なる2人逃げ体制の構築に成功した…!

ここが今回のニシよくやったポイントその2である笑


そのあとは武井さんと相談し

最後まで持つくらいのペースで1人1分前後で回して

逃げ切りを確実にさせる作戦に移る。

去年の210キロでも確かこんな風にして

武井さんと2人で逃げ始めた高岡さんが

最終的に勝ったんだったよな…と考えると

それだけで心拍が上がってしまった。

もしかすると羽地でアタック撃ってくるかもしれないし

経験豊富な武井さんとのマッチスプリントもあり得るので

どちらも嫌な展開だな、と考えつつ

どうやってこの人を倒したものか、と

協調体制を築きつつも頭の中で

半ば対武井さん戦略を練り始めるが

とりあえず逃げ切ることだけを考えて

ここからは脚の温存もヘッタクレもなく

しっかりと踏み始めた。

というかこここそ脚の正しい使いどころである笑

そんなこんなで後続の姿が見えないまま

安部に差し掛かったところでふと気付いたことが。

そう、スプリントポイントの存在である。

安部の上りの手前付近にはスプリントポイントが存在し

ここを1位通過した選手には入賞とは別に

スプリント賞が与えられることになっている。

それが目前に迫っていたのだ。

恐る恐る武井さんに「スプリント賞どうします?」

と聞いてみたところ

なんと「獲っていいよ!」とのお返事が∑(゚Д゚)

ということでありがたく頂戴致しました。

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これを獲れただけでも逃げた甲斐があったというもの

実力ではなく武井さんの懐の大きさのおかげではあるが笑


そして安部の上りも順調にこなし

羽地までの平坦区間に突入。

ここに至るまでメイン集団の気配は微塵も感じず

冗談抜きで2位以上が確定したと思った。

が、やはり世の中そんなに甘くないようで

もう少しで羽地ダム、というところで

横にいたバイクにタイム差を聞いたところ

20秒、とのこと。

これまでのレースにおいて逃げの経験に乏しく

ここで20秒というギャップがどれほどのものか

すぐにはピンとこなかったものの

武井さんの「近いな、戻ろうか」という発言で

逃げ切りが難しそうなことを悟った。

ここからは思考を切り替え

吸収されてから集団で上る羽地ダムの

セレクションに備えるべく脚を溜めることに。

ただ逃げで踏み続けていたのもあり

脚が攣りそうな感触が始まってしまった。

羽地ダムの上り始めで吸収され

この段階で千切れることを覚悟するが

アタックはあるものの強烈なアタックはなく

おかげでどうにかついていける状態が続いた。

ダンシングしようと腰を上げると攣りそうになるので

オールシッティングでの対応という

非常に苦しい場面ではあったが

どうやら皆んな同じく脚が残っていないようで

どうにか先頭集団で羽地ダムの1番長い上り

時間にして5分ほどの登坂をクリア。

正直千切れると思っていただけに

諦めずに食らいつけたことが嬉しかった。

ここが今回のニシよくやったポイントその3←


その後もちょくちょく上りがあるものの

大体1〜2分ほどに収まるレベルのため

散発的に見られたアタックはどれも決まらず

下りきって最後の平坦である58号線に出た段階で

先頭集団は13人とそこまで絞られていない感じ。

そりゃあ誰も破壊力のあるアタック

撃たなかった(撃てなかった?)もんな…

自ら撃てなかった余裕のなさを恨みつつも

ここまで来た以上十中八九スプリントだろうと思い

可能な限り踏まないようにして脚の回復を図る。

トレインの大きさとしては湾岸練さながらであり

さらにはど平坦のど直線のため

経験値としては劣っていないはず。

ここへきてもなお勝つ可能性が潰えていないことは

本来なら感動ものなのだが

そんなことを考えている余裕はなく

スプリントまでにいかに脚を回復させるか

最低でもダンシングができるところまで持っていくか

それだけを考えて残り距離を消化した。

残り1キロになる手前あたりから

やはりスプリントに向けて牽制が始まり

一度集団の真ん中に追いやられてしまうが

ここにきたら死ぬ気で位置取りをするまで、

と無理矢理右側のラインをこじ開けて

(後ろから何か言われたような気もするが無視)

ガタイの良さげな外人の番手を取る形で

ライン確保のために半身だけズラして位置取り完了

残り500mに差し掛かったあたりで

外人が腰を上げてスプリント態勢に入り

それに伴い周りもダンシングを始めた。

500mで発射してもダメなことはわかっていたので

シッティングのまま離されないようにし

300m手前あたりまで我慢。

あとはダンシングさえできれば

もしかするといけるかもしれない…!

頼む、20秒でいいから耐えてくれ…!

とついに腰を上げて右脚を踏み込む。


その瞬間

右の前腿が強烈に攣り脚が固まってしまう。

ここまできたら多少攣ったとしても

無理矢理スプリントする気でいたが

膝を曲げられないレベルにガッチリであり

嘘だろ…と思いつつもスプリントは断念

ゴール前200mでついにレースが終わってしまった。

その後はペダルを回すとかそういう次元ではなく

とりあえず惰性でどうにかゴール

リザルトは13位/完走236人中

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優勝できたかもしれないと思うと

ゴールライン通過後は悔しくて泣きそうになった

これまでにないほど悔しいと思った瞬間だった


ただゴール後にそこにいるはずのない
ヒガシと谷さんがいるのを見て
事の顛末を察すると共に
無事に最後まで辿り着いてそれだけではなく
まがりなりにも優勝争いができた、
それだけでも良かったと思えるようになった。
2人とも最初の落車に巻き込まれて
メカトラで自走不可となり
開始10キロもいかずにレースが終わったとのこと。
ただ2人とも身体の方は特に大きなケガはないようで
それだけでも不幸中の幸いと言える。
どうやら中には搬送された方もいたとか…
それにしてもはるばる沖縄まで来て
この顛末では不完全燃焼だろうと思う。
その点で言えば負けはしたものの
上りでのペースアップや逃げなど
自ら積極的に展開を作ったり
逃げ切りのために脚を酷使した以上
本来捕まった時点で終わりのはずが
その上で最後のセレクションに耐えて
スプリントに参加することができた
それだけでも得るものが多かったと思う。
これ以上ないくらいレースらしいレースができたし
そう考えると自分は完全燃焼できた気がする。
脚が攣ったのは逃げたからであり
逃げたからスプリントに絡めなかった
という見方もあるものの
逃げなければスプリント勝てたか
というとそれもまた微妙であり
この逃げは意味のない逃げではなく
勝率を1/13から1/2に上げるための
かなり効果的な攻撃だったと今でも思う。
後から聞いた話だが
あれほどローテの回らなかった集団は
追走のためにローテを回したらしく
それによってライバルの脚を削り
結果的に羽地での脱落者を出させた上
力のある選手達に対しても
羽地で強力なペースアップできる脚を残させず
結果としてどうにかついていけるペースに
させることができた、と考えることもできる。
逃げなければより多くのライバルが生き残り
スプリントの勝率が下がっていたかもしれないし
脚を残していた人達が羽地でアタックを撃って
ついていけずにレースが終わっていたかもしれない。
脚が攣らなかったら…と考えると今でも悔しいが
それも含めて全てはたらればの話であり
そういう様々なたらればを含めて
改めてレースは面白いと感じた。
ちなみに優勝したのは1502番の方。
レース中も常に前の方にいて
ローテも中心となって回っていたし
上りでもついてきていたので
順当と言えば順当な結果な気もする。

とまあこれで沖縄は終わってしまったわけだが
これで恐らく100キロの出場はラストになると思われる。
来年からは210キロに出てそこに出てくる
大勢の怪獣達と戦ってみようかと思ったので
気持ちが変わらなければその予定である。

他にも書きたいことは色々あるが
この時点でかなりの文章量になっているため
この辺でレースレポート(+α)はおしまいにしようと思う。
もしどうしても何か書き足したくなった場合
追加で記事でも書こうかな笑